こんな錦織がまた見たい “バルセロナ美技5傑”にATP選出「どれがお気に入り?」
男子テニスの世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が22日開幕のバルセロナ・オープンに出場する。過去2度優勝している相性のいい大会。ATPツアーは近年の同大会で生まれた“ホットショット5選”を取り上げ、錦織が2014年大会で放った美技もノミネートされている。
今週開幕バルセロナOPの美技集をATP公開、錦織が初優勝した14年の一撃も…
男子テニスの世界ランク7位・錦織圭(日清食品)が22日開幕のバルセロナ・オープンに出場する。過去2度優勝している相性のいい大会。ATPツアーは近年の同大会で生まれた“ホットショット5選”を取り上げ、錦織が2014年大会で放った美技もノミネートされている。
こんな躍動が今年も見られるか。ATP公式ツイッターが「バルセロナ・オープンからホットショット5本、どれがあなたのお気に入り?」と投げかけ、15~18年に生まれたスーパーショット5本を取り上げているが、錦織も2番目に堂々ノミネートされている。
14年のマリン・チリッチ(クロアチア)との準々決勝、チリッチのサービスの場面だ。センターに強烈に打ち込まれ、なんとか返した錦織。さらにバックサイドを厳しく突かれ、一気にチリッチがネット際に前進した次の瞬間、鋭いスプリントで追いつくとバックハンドでスライス気味に返し、華麗なダウンザラインを決めた。錦織が思わず雄たけびを上げた一撃だった。
他にも15年ファビオ・フォニーニ(イタリア)、17年のラファエル・ナダル(スペイン)とドミニク・ティエム(オーストリア)、18年マルティン・クリザン(スロバキア)とスーパーショット揃い。そんな中で、錦織の美技も負けじと輝きを放っている。
錦織は当時、難敵チリッチを倒して勢いに乗ると一気に頂点に駆け上がり、初優勝を達成。現在は2大会連続で初戦敗退を喫している日本のエースだが、相性のいい大会で快進撃の再現なるか。第4シードで挑む錦織。まずは目の前の1勝をしっかり掴みたい。
(THE ANSWER編集部)