「Thank you」だけ!? 年俸12億円名将の“着席17秒会見”が話題「史上最短会見か」
米プロバスケットボール(NBA)プレーオフ1回戦は21日(日本時間22日)、スパーズがナゲッツに103-117で敗れ、2勝2敗のタイに持ち込まれた。この試合は判定に不満を持った選手が審判にボールを投げて一発退場となり、罰金2万5000ドル(約280万円)が課される事態となったことが反響を呼んでいたが、試合前にスパーズの指揮官が着席時間17秒の“史上最短会見”を演じたことも話題に。米メディアが報じている。
スパーズ名将ポポビッチの試合前の会見に反響、発したのは「Thank you」だけ
米プロバスケットボール(NBA)プレーオフ1回戦は21日(日本時間22日)、スパーズがナゲッツに103-117で敗れ、2勝2敗のタイに持ち込まれた。この試合は判定に不満を持った選手が審判にボールを投げて一発退場となり、罰金2万5000ドル(約280万円)が課される事態となったことが反響を呼んでいたが、試合前にスパーズの指揮官が着席時間17秒の“史上最短会見”を演じたことも話題に。米メディアが報じている。
試合前の会見が思わぬ形で反響を呼んだのは、スパーズのグレッグ・ポポビッチ監督だ。「グレッグ・ポポビッチがナゲッツとの第4戦の試合前に笑えるくらい短い記者会見を行った」と報じた米ニュースサイト「Uproxx」によると、指揮官は試合前の会見に登場。しかし、着席後の数秒間質問がないと「Thank you」の一言で残して席を立ち、会見場を後にしてしまった。
また、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」アジア版も「NBAプレーオフ2019:スパーズのグレッグ・ポポビッチ監督が史上最短であろう記者会見を行う」と報じ、「グレッグ・ポポビッチはメディアに対して簡素な返答をすることで知られている。しかし、土曜日の試合前の会見はとんでもなく短かった」と指揮官の普段のメディア対応についても触れながら紹介している。
ポポビッチ監督といえば、過去には5度のNBAチャンピオンに導き、3度の年間最優秀監督を受賞した名将。今季年俸は1100万ドル(約12億3000万円)を誇っている。会見によっては記者同士が牽制してしまい、数秒程度、間ができることもあり得るが、試合に集中すべく1秒たりとも無駄にしたくなかったのか、着席時間は17秒の“史上最短の会見”が脚光を浴びてしまった。
ただ、その後に行われた試合は103-117で敗戦。第4クォーターにはデマー・デローザンが相手と接触し、ファウルを取られると審判にボールを投げつけ、一発退場となったことも話題を呼んでしまった。
(THE ANSWER編集部)