脱サラ38歳が史上初ドラコン世界大会連覇! 三隅直人「ホッとしました」Rシャフトで飛距離371yかっ飛ばす
ゴルフで最長446ヤードのドラコンプロ・三隅直人が今月上旬、米国サウスカロライナ州で開催されたULD(アルティメットロングドライブ)世界選手権で、大会史上初の2連覇を達成した。11日までにインスタグラムを更新し、「昨年に引き続き」と報告した。

ULD世界選手権 「+35部門」でも優勝
ゴルフで最長446ヤードのドラコンプロ・三隅直人が今月上旬、米国サウスカロライナ州で開催されたULD(アルティメットロングドライブ)世界選手権で、大会史上初の2連覇を達成した。11日までにインスタグラムを更新し、「昨年に引き続き」と報告した。
38歳の三隅が出場したのは、年齢制限のない「オープン部門」と35歳以上の選手が参戦できる「+35部門」の2部門で、どちらも優勝を飾った。昨年、初優勝だった「オープン部門」は2連覇、「+35部門」との2部門制覇について、本人が「こちらの2つは過去に例の無い史上初の出来事です」と明かした
両部門ともに決勝戦で元世界ランキング1位のモーリス・アレン(米国)と対戦。三隅は「胸を借りるつもりで挑戦しました」と振り返りながら、「世界チャンピオンの座を掴むことが出来ました」とつづった。
そして、チャンピオンベルトを高々と掲げる画像やショット後に手応えを感じて吠える動画を公開。THE ANSWERの取材に応じた三隅は、今回の優勝記録を「オープン部門は371ヤード、+35部門は381ヤード」と明かした上で心境を語った。
「今季は5連覇していた日本選手権は2位、もう一つの世界大会はベスト16の前に敗退したので、今回勝ててうれしいのと同時にホッとしています」
三隅は3年前の22年、17年間勤務していた会社を退職。47.5インチの長尺で、軟らかいR(レギュラー)シャフトのドライバーを国内外で振っている。現在は日本プロフェッショナルロングドライバーズ協会の会長も務めており、今回の世界大会連覇で第一人者としての誇りを守った。今後もスポンサー、関係者、家族からのサポート受け、三隅は世界の猛者たちと戦い続ける。
■三隅直人(みすみ・なおと) 1987年9月27日、山口・宇部市生まれ。高校卒業後、西部石油に就職。21歳でゴルフを始め、24歳でドラコン競技の練習を開始。地道なトレーニングと練習で飛距離を伸ばし、2016年に全国大会初優勝。以降は19年を除いて日本一になり続け、20年からはLDJ日本ドラコン選手権で5連覇。17年にプロに転向し、競技専念のために22年には勤務していた会社を退職。同年に35歳以上の世界大会で優勝を飾り、昨年、年齢制限のないULD(Ultimate Long Drive)世界選手権で初優勝。HONMAとクラブ契約をしており、大きなしなりで飛ばすためシャフトはRにしている。173センチ、90キロ。
(THE ANSWER編集部)
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