佐々木朗希が作った“メジャー初”に米騒然「この子は本物」 3回完全で「今年最大の成功物語」
米大リーグのドジャースはフィリーズとの地区シリーズを通算3勝1敗とし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)の第4戦で3イニングのスーパーリリーフ。メジャー史上初の記録もマークし、米ファンからは賛辞が相次いだ。

リリーフとしては初のイニングまたぎ
米大リーグのドジャースはフィリーズとの地区シリーズを通算3勝1敗とし、ナ・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)の第4戦で3イニングのスーパーリリーフ。メジャー史上初の記録もマークし、米ファンからは賛辞が相次いだ。
地区シリーズ第4戦、8回からマウンドに上がった佐々木が、メジャーの歴史に名を刻んだ。
2番からの上位打線と対戦。先頭のシュワーバーを右飛、ハーパーを三飛、ボームを二ゴロに打ち取った。そのままリリーフとしては初のイニングまたぎで10回まで投げ、3回を無安打無失点、2奪三振。炎の36球でサヨナラ勝ちへの流れをつくった。
衝撃の快投で史上初の記録も樹立。米国のデータ提供会社「オプタスタッツ」は10日(同11日)、公式Xを更新。「MLBポストシーズン史上、シリーズを制する勝利で8回、9回、そして10回をパーフェクトに抑えた投手はたった一人しかいない」とし、「その投手は、昨日のドジャース23歳のルーキー、ロウキ・ササキだ」とつづった。
その上で「これは、その投手のチームのシリーズ優勝を決めた勝利を見ている(投手自身が勝利を認められる必要はない)」と説明している。
佐々木の快挙に米ファンからは賛辞が相次いだ。
「これぞ私のクローザーだ」
「今年最大の成功物語だ」
「驚くほど素晴らしいことを成し遂げた!」
「これから何年も彼の活躍を見るのは楽しいだろうね。すごい!!」
「文字通り、歴史を目撃したわ。自分がそこにいたなんて、まだ信じられない。次のシリーズが待ちきれない。この子は本物よ」
「世界最高だ」
「彼は本当に、私を感情的にさせる」
「今までのところ、ドジャースのポストシーズンのMVPだ」
リーグ優勝決定シリーズは13日(同14日)に開幕し、ブルワーズ─カブスの勝者と激突。佐々木がどんな投球を見せるのか、注目が集まる。
(THE ANSWER編集部)
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