佐々木朗希は「怪物だ」「アンビリーバブル」 気迫の3回完全にLA熱狂…米記者から称賛やまず
米大リーグのドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第4戦を戦っている。1-1の同点の8回には、佐々木朗希投手が登板。リリーフとしては初のイニングまたぎで、3イニング走者をひとりも出さず完璧に抑えた姿に、米国の記者からの賛辞が止まらない。

8回から登板→3イニングを9人でピシャリの快投
米大リーグのドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地でフィリーズとの地区シリーズ第4戦を戦っている。1-1の同点の8回には、佐々木朗希投手が登板。リリーフとしては初のイニングまたぎで、3イニング走者をひとりも出さず完璧に抑えた姿に、米国の記者からの賛辞が止まらない。
佐々木は8回、先頭のシュワーバーを右飛、ハーパーを三飛、ボームを二ゴロに打ち取った。続く9回もマウンドに上がり、マーシュを二ゴロ、リアルミュートを空振り三振、ケプラーを三ゴロに封じた。延長に入った10回も三者凡退。打者9人を一人も塁に出さず、2奪三振。完璧な投球だった。最速は8回、ボームに投げた時速100.7マイル(約162キロ)。本拠地を熱狂させた。
この快投に、米国の記者も次々に称賛の声を上げた。米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のXで「彼は8回から登板し、フィリーズを3イニングにわたって完封した。このルーキーはアンビリーバブルだ」と絶賛した。
米全国紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者も「3週間前までマイナーリーグにいたロウキ・ササキはフィリーズの打者9人と対戦した。そして9人のフィリーズ打線を打ち取った。ドジャースには最高のクローザーが誕生した」と投稿した。米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・J・デュアルテ記者も「ロウキ・ササキは怪物だ!!!」と称えている。
佐々木は右肩の負傷が癒えたシーズン後半にリリーフ転向。地区シリーズでは第1、2戦で連続セーブを挙げている。先発として好成績を出せなかったシーズン前半には酷評も受けたが、シーズン佳境での活躍に評価が急上昇だ。
(THE ANSWER編集部)
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