錦織、“鬼門”もファンが後押し? ケイ人気に脚光「ファンのお気に入り2回戦へ」
ウィンブルドンの“8強の壁”超えに意欲「達成できればいい」
グランドスラムにおける過去の最高戦績は2014年全米オープンの準優勝。全豪と全仏ではベスト8入りを果たしているが、ウィンブルドンでは14年と16年大会の4回戦止まり。8強の壁が錦織にそびえ立っていた。
「ここ数年間はグラスコートでいいプレーができていると思う。コンディションもまた良くなってきているので、(8強を)達成できればいい」
錦織はこの日、順当に2回戦進出を決めた世界ランク10位のジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)と並び、「ファンのお気に入り」と紹介。人気の高さを示すように、試合後はさっそく、客席の各国ファンからサイン攻めにあっていた。
2回戦では122位のセルジー・スタホフスキー(ウクライナ)と対戦する。鬼門でも鳴り響く喝采を背に、8強の壁を打ち破る。