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フィリーズ襲った“異常事態” 同行する関係者さえ「分からない…」 ド軍本拠地で復活なるか

米大リーグ・フィリーズは6日(日本時間7日)、本拠地で米大リーグ・ドジャースとの第2戦に3-4で敗戦。2連敗で窮地に立たされた。試合後の番組では上位打線の不振を巡る困惑が広がった。

大谷翔平のブーイングするフィリーズファン【写真:ロイター】
大谷翔平のブーイングするフィリーズファン【写真:ロイター】

地区シリーズ

 米大リーグ・フィリーズは6日(日本時間7日)、本拠地で米大リーグ・ドジャースとの第2戦に3-4で敗戦。2連敗で窮地に立たされた。試合後の番組では上位打線の不振を巡る困惑が広がった。

 この試合、ナ・リーグ首位打者の1番ターナーが4打数1安打、同本塁打王の2番シュワーバーが3打数無安打、3番ハーパーが3打数無安打で、上位3人は合計10打数1安打にとどまった。地区シリーズ2戦合計では、ターナーが7打数1安打(打率.143)、シュワーバーが7打数無安打(打率.000)、ハーパーが7打数1安打(打率.143)と不振に陥っている。

 米ペンシルベニア州地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」公式YouTubeチャンネルが試合後番組の映像を公開。解説のリッキー・ボタリコ氏は「1番から4番の打者は今日2安打しか打てなかった。彼らはベースに多くのランナーを残した。上位打線の彼らに何が起こっているんだ?」と疑問を述べた。

 フライトなどチームと行動をともにする同局の実況者トム・マッカーシー氏は「分からない」と困惑を隠せない様子。「彼らは多くのレベルで、多くのポストシーズンゲームで非常に良いパフォーマンスを見せてきた選手たちだ。シュワーバーはあと1本ホームランを打てば、歴代3位になる。ハーパーはフィリーズのメンバーとして、ポストシーズンでOPSが1.000を超えている。ターナーもワールドチャンピオンにもなっている。分からないよ」と語った。

 3人とも、キャリアを通じてポストシーズンで力を発揮してきた実力者たち。ターナーは打率.254、6本塁打、OPS.685、シュワーバーは打率.230、21本塁打、OPS.883、ハーパーは打率.275、17本塁打、OPS.994を記録している。マッカーシー氏は「希望としては、彼らが第3戦で何とかして調子を取り戻すことだ」と“異常事態”からの脱却を期待した。

 さらに、「シュワーバーについて言えば、本当に大振りしている。最近21打数無安打だ」と指摘。「ターナーは投手の球をうまく捉えられていない。ハーパーは今夜、スイングは良かったと思う場面が何度かあったが、外角低めの球に対応できていなかった。いずれにせよ、何が原因なのかは分からない。ポストシーズンでの経験は十分な選手たちなんだからね」と首をかしげていた。

 負ければ終わりのフィリーズ。第3戦は8日(同9日)、敵地ロサンゼルスのドジャースタジアムで行われる。上位打線の復活は見られるだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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