トライネン起用は「酷い采配」 敗れたフィリーズOBも痛烈批判「ロバーツは負けるべきだった」
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第2戦を行い、4-3で勝利した。9回に不調のブレイク・トライネン投手を起用しピンチを招いたデーブ・ロバーツ監督の采配を、敗れたフィリーズOBが痛烈批判している。

敵地フィリーズ戦
米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第2戦を行い、4-3で勝利した。9回に不調のブレイク・トライネン投手を起用しピンチを招いたデーブ・ロバーツ監督の采配を、敗れたフィリーズOBが痛烈批判している。
トライネンは9回に登板し、アウトを一つも取れず、12球を投げて3安打2失点で降板。後を受けたベシアが2アウト、佐々木朗希が最後の1人を抑えてセーブを記録した。トライネンは今季のレギュラーシーズンで、32登板で26回2/3を投げて2勝7敗、10ホールド、2セーブ、防御率5.40をマークしていた。
米ペンシルベニア州地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」公式YouTubeチャンネルが試合後番組の映像を公開。球団OBのリッキー・ボタリコ氏は、佐々木ではなく、トライネンを先に起用した采配に疑問を呈した。
ボタリコ氏は「ロバーツがトライネンを投入したのはフィリーズへの贈り物だった。トライネンはシーズンを通して酷かった。フィリーズは9回に絶好の機会があったが、そこで結果を出せなかった。トレイ・ターナーは9回2アウトで凡退した」と述べた。
さらに「ロバーツが何を考えていたのか分からないが……私なら絶対に疑問に思う。もし私がドジャースファンだったらと考えてみてほしい。頭がおかしくなっていただろう。フィリーズにとっては完璧な状況だった」と困惑を隠せず。「彼は銀の皿に乗せて『おい、この投手を出すぞ。君たちが彼から何かできるとは思わないからな』と言っているようなものだった」と語った。
それでもフィリーズは逆転できず。ボタリコ氏は不満そうに「デーブ・ロバーツはあの試合に負けるべきだった。本当に。酷い采配だった」と総括していた。
(THE ANSWER編集部)
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