“リベロ長谷部誠”の評価が天井知らず ドイツ紙「最高の状態」「誰も突破できない」
海外サッカーの欧州リーグ準々決勝でベンフィカを下し、見事に39季ぶりの4強進出を決めたフランクフルト。18日の第2戦で元日本代表MF長谷部誠はDFとしてフル出場し、セミファイナル進出に貢献した。ドイツ地元紙も軒並み称賛しており、評価はうなぎ上りだ。
39季ぶり欧州リーグ4強に導いた貢献ぶりに母国紙は軒並み高評価「脱帽」
海外サッカーの欧州リーグ準々決勝でベンフィカを下し、見事に39季ぶりの4強進出を決めたフランクフルト。18日の第2戦で元日本代表MF長谷部誠はDFとしてフル出場し、セミファイナル進出に貢献した。ドイツ地元紙も軒並み称賛しており、評価はうなぎ上りだ。
2-0の完封勝ち。2戦合計4-4となったが、アウェーゴールの差で4強に駒を進めたフランクフルト。立役者の一人となったのが、3バックの中央でフル出場した長谷部だ。地元紙「Frankfurter Rundschau」は各選手の寸評の中で、日本人リベロを絶賛している。
「ハリス・セフェロビッチ(16-17シーズンまでフランクフルトに在籍していたベンフィカFW)は、ここまで強い日本人選手を記憶しているだろうか? 恐らく記憶にないだろう。ハセベは元チームメートのストライカーを絶えず封じ込めた」と、かつての同僚に仕事をさせなかった長谷部を称えた。
さらに「ゴールライン上では、ヒールでボールをクリア。競り合いでも常に主導権を握っていた。脱帽。彼は(こうしたプレーを)いとも簡単にやってしまう」とも記し、DFとしての貢献ぶりに舌を巻いている。
また、大衆紙「Bild」も各選手の採点で、チーム2番手の高い評価を与えた上で「リベロは最高の状態。誰も彼を突破できない。ゲームメーカーとして後方から攻撃を活性化させていた」と称賛している。
UEFAが発表した今節のELベストイレブンでもセンターバックとして選出されるなど、評価が天井知らず状態となっている長谷部。日本代表のユニホームを脱いでなお、35歳の輝きは衰えるどころか、一層、増している。
(THE ANSWER編集部)