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ド軍WS連覇は「おそらく起きない」 地区S2連勝でも…米記者が示す「かつてないほど困難」な挑戦

米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第2戦を4-3で制し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ワールドシリーズ(WS)連覇を目指すドジャースだが、米記者は「おそらく起きない」とデータとともに持論を展開している。

地区シリーズ第2戦で勝利したドジャース【写真:ロイター】
地区シリーズ第2戦で勝利したドジャース【写真:ロイター】

最後に達成したのは2000年のヤンキース

 米大リーグ・ドジャースは6日(日本時間7日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ第2戦を4-3で制し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。ワールドシリーズ(WS)連覇を目指すドジャースだが、米記者は「おそらく起きない」とデータとともに持論を展開している。

 米スポーツ専門局「CBSスポーツ」は現地6日、「ドジャースはワールドシリーズ王者として連覇できるか? 歴史は、その可能性が低いと示す」との見出しでデイン・ペリー記者の署名記事を掲載。過去のデータからドジャースの挑戦を分析している。

 記事では、最後にワールドシリーズ連覇を達成したのは1998年から2000年にかけて3連覇したヤンキースであると紹介。1903年以降、2年連続以上で頂点に立ったのはわずか14チームしかなく、その偉業がいかに難しいかを伝えた。

 ペリー記者は、フリーエージェント制度が戦力の均一化を促進し、プレーオフ進出チームの拡大が短期決戦の不確実性を増していると説明。王者であり続けることの障壁は増していると分析している。

 プレーオフで勝つ難しさを「誰よりも痛感しているのが現在のドジャースだ」とも指摘。13年連続のプレーオフ出場と、その間の5度のシーズン100勝という圧倒的な成績にもかかわらず、得られたタイトルは「“わずか”2度」のみ。そのうち1度は新型コロナウイルスの影響で短縮された2020年シーズンでのものだと付け加えている。

 歴史的なデータを踏まえ、ドジャースの連覇は「おそらく起きないだろう」と結論付けたペリー記者。大谷翔平投手らを擁するドジャースは、21世紀に入ってからどのチームも成し遂げていない偉業を成し遂げられるだろうか。

(THE ANSWER編集部)


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