ド軍フリーマン「みんな理解してくれるといいな」 訴えた同僚の偉大さ「どれだけ難しいか」
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズとの地区シリーズ第2戦に4-3で辛勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。フィリーズの反撃を許した9回、大きくものを言ったのが米国で“ホイールプレー”と呼ばれるバントシフトで奪ったアウト。フレディ・フリーマン内野手は、この中で違和感を感じさせず動いたムーキー・ベッツ内野手を「まさに完璧」と称えている。

「ホイールプレー」と呼ばれるバントシフトが大成功
米大リーグのドジャースは6日(日本時間7日)、敵地フィラデルフィアで行われたフィリーズとの地区シリーズ第2戦に4-3で辛勝し、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。フィリーズの反撃を許した9回、大きくものを言ったのが米国で“ホイールプレー”と呼ばれるバントシフトで奪ったアウト。フレディ・フリーマン内野手は、この中で違和感を感じさせず動いたムーキー・ベッツ内野手を「まさに完璧」と称えている。
ドジャースは9回、フィリーズに先頭からの3連打を許し4-3と1点差まで詰め寄られた。なお無死二塁で、ストットは2球目のスライダーを三塁側へバント。ドジャースはこれを見切っていたかのように三塁手のマンシーが前進するバントシフトを敷いており、三塁カバーに入ったベッツに送球してタッチアウト。まず1死を奪った。その後はベシア、佐々木と必死の投手リレーで、1点のリードを守り切った。
専門メディア「ドジャー・ブルー」が公式YouTubeで公開した試合後の会見で、この場面を振り返ったのが一塁手のフリーマンだ。「春季トレーニングで行うことは、レギュラーシーズン中には決して行われないことがある。そして、あのバントで見せたホイールプレー。マックス(マンシー)とムーキー(ベッツ)のプレーは完璧だった。もしかしたら見落としてしまうかもしれないから、あえて言っておきたい。アウトにできたのは大きかった」と、あまり使わないシフトを何の違和感もなく遂行した2人を称えた。
特に、ベッツは長年外野手としてプレーし、遊撃手として1シーズン全うしたのは今季が初めて。その中で、このシフトを敷こうと提案したのもベッツだったという。「ムーキーが今年やったように、ポジションを変えて、それをエリートレベルでこなすのがどれだけ難しいか、みんなが理解してくれるといいな。数週間前にも、ある状況でホイールプレーをやろうかと話していた。だから、あの状況でそれを実現したのは、まさに完璧なタイミングだった」と野球センスに舌を巻く。
フリーマンは「明らかにムーキー、そしてマックスと全員がそれをやり遂げる自信があり、そのプレーではすべてが完璧だった」と自信たっぷりに、このプレーを総括している。
(THE ANSWER編集部)
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