V弾テオヘル、緩慢守備も「誠実にプレーした」 大谷3失点に繋がる「過去のこと。忘れて集中するだけ」
米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦に5-3で勝利した。1点を追う7回にテオスカー・ヘルナンデス外野手が値千金の逆転3ラン。2回の右翼守備で緩慢な動きが批判されていたが、汚名返上の決勝弾になった。本人は試合後「誠実にプレーした」と守備について語っている。

地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦に5-3で勝利した。1点を追う7回にテオスカー・ヘルナンデス外野手が値千金の逆転3ラン。2回の右翼守備で緩慢な動きが批判されていたが、汚名返上の決勝弾になった。本人は試合後「誠実にプレーした」と守備について語っている。
2回、先発の大谷翔平が無死一、二塁のピンチを招くと、6番リアルミュートが右中間へ2点三塁打。この時、打球を追った右翼手ヘルナンデスは、最後は中堅手パヘスに任せたのか、追うのを止めてしまった。結果的にボールはフェンスまで達し、2者が生還。打者走者も三塁まで達した。その後に犠飛で大谷は3点目も失った。
米記者やファンからも緩慢な守備であると指摘されていたが、1点差の7回の打席でヘルナンデスは右中間へ逆転3ラン。ベンチで見ていた大谷も右手を突き上げて歓喜し、ヘルナンデスは咆哮しながらホームインした。大騒ぎだった敵地シチズンズ・バンク・パークは沈黙となった。
この一発が決勝弾に。最後は佐々木朗希投手が9回を無失点で締めた。米専門メディア「ドジャース・ネーション」公式YouTubeで試合後の会見動画が公開され、ヘルナンデスは「僕は誠実にプレーしていた。ただ(打球に対して)良い角度が取れなかった。彼(リアルミュート)はうまく打った。三塁まで行かせないようにしたんだけど」と守備について振り返っていた。
劇的な形で逆転勝利。ヘルナンデスは「最終的に、ああいう大きな瞬間の前に起こったことはすべて過去のこと。それを忘れて、自分がやるべきこと、特に守備面でうまくいかなかったことに焦点を当てるんだ。そしてチームを助けることに集中するだけだ」と振り返っていた。
(THE ANSWER編集部)
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