守護神・佐々木朗希が初セーブ!「ゼロで抑えられてよかった」 最速162.5キロで0封、直前で登板決定「ちょっとビックリ」 大谷勝利投手に
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦の9回に登板した。二塁打を1本打たれたものの、きっちり無失点で自身初セーブをマークした。試合は5-3でドジャースが勝利。6回3安打3失点と好投した大谷翔平投手が勝利投手になった。

フィリーズとの地区シリーズ第1戦
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦の9回に登板した。二塁打を1本打たれたものの、きっちり無失点で自身初セーブをマークした。試合は5-3でドジャースが勝利。6回3安打3失点と好投した大谷翔平投手が勝利投手になった。
先発した大谷が6回3失点と試合を作り、2番手グラスノー、3番手ベシアが7回、8回を抑えた。バトンを受けた佐々木が5-3のリードで迎えた9回のマウンドへ。自身初めてのセーブシチュエーションでの登板になった。
リアルミュートへの初球はいきなりこの日最速の162.5キロ。最後は高めから落ちてくるスプリットで見逃し三振を奪い、ベンチの大谷もガッツポーズを見せた。続くケプラーには右翼線二塁打を浴びたが、カステヤノスを二ゴロに打ち取り、最後はストットを三邪飛に抑え無失点。佐々木はマウンド上で吠えた。
佐々木は試合後のインタビューで「2点差で点差が前回よりない中、一発で同点という怖さがあったけれど、結果的にゼロで抑えられてよかった」と安堵のコメントを残した。登板を告げられたのは直前の攻撃の1死からだったようで「ちょっとビックリはしたけれど、走者1人出て時間があったので、自分のペースで作りました」と舞台裏を明かした。
手応えは「強い球で結果的に押し込めた」と表現。「もう1勝してLAに帰れたら」と充実感を漂わせた。
レッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦でも9回に登板していた。最速は101.4マイル(約163.2キロ)をマーク。鋭いスプリットも投じて打者3人を無安打2奪三振でシャットアウト。圧巻の投球で、不調の選手が多いリリーフ陣の“救世主”として期待されていた。
今季からドジャース入りした佐々木。先発投手として開幕したが、右肩のインピンジメント症候群により5月から負傷者リスト(IL)入り。シーズン終盤の9月24日(日本時間25日)の敵地ダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰すると、初のリリーフ登板を0に抑えるなど存在感を示していた。
(THE ANSWER編集部)
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