大谷翔平、投げただけでメジャー初の偉業 大舞台でルース以来107年ぶり記録も達成なるか
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手兼DH」で出場。初回の打席は空振り三振に倒れ、その後の先発マウンドに上がった。

フィリーズと対戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたフィリーズとの地区シリーズ第1戦に「1番・投手兼DH」で出場。初回の打席は空振り三振に倒れ、その後の先発マウンドに上がった。
フィリーズの本拠地シチズンズ・バンク・パークで初回の第1打席に立った大谷。球場を赤く染めた敵地ファンから大ブーイングを浴びた。左腕サンチェスと対戦。第1球、第2球と空振りするたびに大歓声。最後は内角チェンジアップを空振りし、三球三振に倒れた。フィリーズファンは大盛り上がりとなった。
その裏のマウンド。1番ターナーを変化球で空振り三振に打ち取ると、2番のシュワーバーと対峙。大谷に1本差の56本塁打でキングとなった相手を2球で追い込むと、最後は力勝負で右飛に打ち取った。3番ハーパーも投ゴロで三者凡退。上々の立ち上がりとなった。
決戦前日、MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は自身のXで、大谷が達成しそうな記録を紹介している。「1番・投手」で出場すれば「ポストシーズンの試合で先頭打者として、先発登板する初めての投手となる」とメジャー初の事象が生まれると投稿。実際にこの通りになった。
まだ大谷にヒットは生まれていないが、「現時点で、ポストシーズンで8番か9番以外でヒットを放った唯一の先発投手」は、1918年ワールドシリーズ第4戦の6番ベーブ・ルースのみとも紹介。1番で出場している大谷が打てば107年ぶりとなる。エンゼルス時代はポストシーズンに出場できず、昨季は打者に専念。投手として初めて臨む大舞台で偉業となるか。
(THE ANSWER編集部)
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