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大谷翔平いてもドジャース不利 敵軍にいる「シュワーバーじゃない」厄介な男 米指摘

米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ初戦に臨む。試合を前に、複数の米記者がフィリーズの勝ち抜けを予想。要因として、最速167キロを誇る絶対的クローザーの存在を挙げている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

フィリーズの勝利を予想

 米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、敵地でフィリーズとの地区シリーズ初戦に臨む。試合を前に、複数の米記者がフィリーズの勝ち抜けを予想。要因として、最速167キロを誇る絶対的クローザーの存在を挙げている。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエノ・サリス記者と、MLB公式サイトのマイク・ペトリエロ記者は、それぞれのサイトでフィリーズが第5戦で勝利すると予想。サリス氏は「フィリーズには、少なくともクローザーが誰であるかを知っているという点だけで、そこにアドバンテージがある」とし、ペトリエロ記者もフィリーズ優位の理由に「最高の救援投手」としてジョアン・デュランの名前を挙げた。

 デュランは今季、7月にツインズからトレードでフィリーズに移籍。レギュラーシーズンで72試合に登板して32セーブ、防御率2.06、80奪三振を記録した。最速167キロの剛速球を武器に、不動のクローザーとして君臨している。大谷を抑えて本塁打王になったカイル・シュワーバー外野手ら打撃陣も充実しているが、ストッパーの存在がなにより大きいと見られているようだ。

 サリス氏は、ドジャースがポストシーズンですでに「ブルペンの問題を少し露呈した」と指摘。大谷翔平、山本由伸、ブレイク・スネルと先発陣が充実している一方、「ブルペンがプレーオフのイニングの半分(あるいはそれ以上!)を投げる時代において、そのアドバンテージは巨大なものになり得る」と、デュランのような存在が短期決戦では決定的な差を生むとの見解を示した。

 ペトリエロ記者は、「もし30試合制のシリーズがあれば、おそらく16勝14敗という結果になるだろう。それほど両チームは拮抗している」としながらも、「ホームフィールドアドバンテージ」なども含めて総合的にフィリーズが有利だと結論付けた。

(THE ANSWER編集部)


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