地区シリーズ初戦を前に会見

　米大リーグのドジャースは4日（日本時間5日）に敵地で行われるフィリーズとの地区シリーズ初戦に臨む。決戦前日の3日（同4日）、佐々木朗希投手が会見。通訳のウィル・アイアトン氏のさりげない気遣いを米ファンは称賛した。

　ドジャース公式TikTokは「ナ・リーグ・ディビジョンシリーズ（NLDS）前の、ロウキの初記者会見に一緒に行こう！」として、佐々木とアイアトン氏が会見場に向かう動画を投稿した。

　大勢の記者が待つ会見場に入ると、アイアトン氏は佐々木が座る椅子をすっと引いた。ほぼ無意識にも見える紳士的な行動に、米ファンから、「彼（ロウキ）のために椅子を引いてあげてるなんてとても素敵」との声が上がった。

　佐々木は1日（同2日）のワイルドカードシリーズ、レッズとの第2戦で9回にマウンドに上がり、圧巻の投球で試合を締めくくった。

　地区シリーズでのファンの期待も大きく、「ロウキは初めての記者会見でとても自信に満ちていたように見える。NLDSのマウンドに立つ彼の姿を見るのが待ちきれない！」「私たちのクローザーね」「ロウキが戻ってきた」というコメントも寄せられていた。

　佐々木の会見は米専門メディア「ドジャース・ネーション」がYouTubeで公開。大谷からかけられた言葉について問われると、「早く投げんかいとかしか言われないですね」と答え、笑いを誘っていた。