フィリーズ地元紙が探る“大谷攻略法”「デス・スターにも弱点ある」 提案した作戦とは
米大リーグのドジャースはレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)に2連勝。4日(日本時間5日)から敵地でフィリーズとの地区シリーズに臨む。初戦の先発は大谷翔平投手。フィラデルフィアの地元紙は最大限警戒しつつ、“攻略法”を探っている。

大谷は初戦に先発予定
米大リーグのドジャースはレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)に2連勝。4日(日本時間5日)から敵地でフィリーズとの地区シリーズに臨む。初戦の先発は大谷翔平投手。フィラデルフィアの地元紙は最大限警戒しつつ、“攻略法”を探っている。
大谷が初めてプレーオフ(PO)のマウンドに上がる。対戦相手のフィリーズはナ・リーグ東地区を制覇。首位打者のターナー、本塁打と打点の2冠王シュワーバー、2度のMVPを誇るハーパーら強力打線が自慢だ。大谷は9月16日(同17日)にもドジャースタジアムで対戦。5回ノーヒット、1四球5奪三振の好投で無失点に抑えた。
米ペンシルベニア州地元紙「フィラデルフィア・インクワイアラー」は「ドジャースがやってくる」と題する記事を掲載。「フィリーズはデス・スターを落とせるか?」という小見出しの元、マット・ブリーン記者が展望をつづっている。映画「スター・ウォーズ」に登場する帝国の最終兵器をドジャースに見立てた形だ。
10-5で快勝したレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第1戦を見て、「ドジャースが優れているのは知っていたが、いきなり8-0でリードしたのは別次元に感じた」と警戒。「フィリーズは彼らと戦わなくてはならない。どうやって競い合えばいいのか?」と問いかけた。
ここで再び「スター・ウォーズ」を例に「ミレニアム・ファルコンの乗員たちはすぐにデス・スターにも弱点があると知った。ドジャースだってそうだ。うまくやり遂げるには排気口への完璧な一撃が必要なだけかもしれない」と指摘。「ドジャースはブルペンに問題を抱えている。それがこのデス・スターを落とすレシピになるかもしれない」と論じた。
ドジャースの先発は大谷、スネル、山本になると予想。「このシリーズは彼らの後に来る人で決まるかもしれない」とし、「先発投手の球数を稼ぎ、時を待ち、接戦に持ち込み、ドジャースのブルペンに襲い掛かる」という作戦を提案した。
カーショーや佐々木といった先発投手をブルペンに回せるため、「ドジャースは10月にはより良い投手陣を使うことができる」と触れつつ、「彼らの中でオオタニ、スネル、ヤマモトより危険な投手はいない」と断言。「ブルペン勝負に持ち込むのが今後の最高のルートだ。フォースを使え」と締めている。
(THE ANSWER編集部)
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