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大谷への1014億円投資のインパクトは「MLB全体に」 ドジャースCEOが耳にした衝撃の「30%」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、2023年のオフに10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の巨額契約を結びドジャース入りした。ただ期待した以上の経済効果をドジャースにもたらしているという。ドジャースのスタン・カステンCEOが、米国の経済専門チャンネル「CNBC」の公式YouTubeチャンネルに登場し語っている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

スタン・カステンCEOが驚いた日本からの収入

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、2023年のオフに10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の巨額契約を結びドジャース入りした。ただ期待した以上の経済効果をドジャースにもたらしているという。ドジャースのスタン・カステンCEOが、米国の経済専門チャンネル「CNBC」の公式YouTubeチャンネルに登場し語っている。

 カステン氏は「大谷のビジネスインパクトを数値化できるか」という質問に「たくさんの数字があるが、公に共有するつもりはない」と、個別の数字への言及は避けている。ただ今年5月、米経済紙「フォーブス」が世界アスリート長者番付を発表した際に、大谷は1億50万ドル(約148億円)をスポンサー契約、出演料、記念品やライセンス料による副収入として得たと報じるなど、その周囲で巨額が動いているのは周知の事実だ。

 大谷の経済効果はカステン氏も認めるところで「我々の大きな期待を全て上回った。その影響はドジャースだけでなく、MLB全体にも及んでいる。ドジャースの長年の伝統と、現在の世界的な野球選手であるショウヘイという新たなセレブリティの組み合わせが、国内だけでなく、ますます世界中で我々のゲームへの関心を高めている」。1014億円の巨額投資はドジャースだけでなく、大リーグ全体を潤しているというのだ。

 また、大谷について驚いたことは2つあるといい、一つは「ビジネス面では、チケット販売、スポンサーシップなど、我々の収益を増加させた。新しい海外スポンサーも増えた。一年中いつでも、このスタジアムを歩けばツアーグループに会うことができる。ロサンゼルスを訪れる日本人観光客の30%がドジャースタジアムに立ち寄るという数字も聞いた」。日本からの経済効果が予想以上だったと認めている。

 もう一つは、大谷のキャラクターだ。「彼の通訳をめぐる騒動の後に我々が学んだのは、彼がどれほど面白く、楽しく、協力的で、素晴らしいチームメイトであるかということだ。選手たちは皆、彼をチームメートとして愛している。契約した時には知らなかったことだが、グラウンドでのパフォーマンスだけでも、我々は彼と契約していただろう」とし、チームの雰囲気作りにも大きく寄与しているという。

(THE ANSWER編集部)


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