1147億円を「1人に費やしたチーム」がPO逸 金満メッツにライバルが皮肉「悪口ではないけど…」
米大リーグのメッツは今季、ポストシーズン進出に失敗する屈辱を味わった。昨オフはFAとなっていたフアン・ソト外野手を、総額ベースで史上最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=契約当時)で獲得するなど話題を独占。予想外の結果に、同地区のライバルからは皮肉めいた声が上がっている。

フィリーズの主砲カステヤノス、メッツの失態に思わず皮肉
米大リーグのメッツは今季、ポストシーズン進出に失敗する屈辱を味わった。昨オフはFAとなっていたフアン・ソト外野手を、総額ベースで史上最高となる15年総額7億6500万ドル(約1147億円=契約当時)で獲得するなど話題を独占。予想外の結果に、同地区のライバルからは皮肉めいた声が上がっている。
メッツは今季、6月中旬までは大リーグ最高勝率を残すなどナ・リーグ東地区の首位を快走していたがその後失速。フィリーズの逆転優勝を許しただけでなく、9月28日(日本時間29日)にはマーリンズとの最終戦に0-4で敗れ、ポストシーズン進出までも逃した。これを皮肉ったのが、フィリーズのニック・カステヤノス外野手だ。
米国のポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」公式Xでは、カステヤノスのインタビューを公開。「メッツがプレーオフを逃して驚いたか」という質問に「7億6500万ドルを1人の選手に費やしたチームがプレーオフを逃せば、いつだって少しは驚くよ」と答えている。
ただ、かけたコストが必ず結果につながるとも言えないのがこの世界。カステヤノスも「でも、本当に驚いたかどうかと聞かれれば分からない。野球は難しいからね」と口にしている。ただ「(メッツに対して)悪口を言っているわけではないけれど、あのような契約を結んだチームは通常、前年よりもいい成績を収めるものだよ」と皮肉めいた言葉を残した。
フィリーズは最終的に、地区2位となったメッツに13ゲーム差をつける独走。4日(同5日)からはドジャースと地区シリーズを戦う。
(THE ANSWER編集部)
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