ドジャースに「全員癖を盗まれていた」 タブレット確認後にニヤリ…2戦28安打の一因を米指摘
米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地で行われたレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に8-4で勝利し、地区シリーズ進出を決めた。前日の第1戦に続き、打線が爆発。米記者は「レッズ投手陣全員が癖を盗まれていたのではないか」と指摘している。

ドジャース―レッズ
米大リーグ・ドジャースは1日(日本時間2日)、本拠地で行われたレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に8-4で勝利し、地区シリーズ進出を決めた。前日の第1戦に続き、打線が爆発。米記者は「レッズ投手陣全員が癖を盗まれていたのではないか」と指摘している。
レッズとのWCS2連戦、ドジャース打線は好調だった。第1戦では大谷翔平、T・ヘルナンデスがそれぞれ2本の本塁打を放つなど、15安打10得点の猛攻で勝利。さらに第2戦も13安打8得点を記録し、先発登板した山本由伸を強力に援護した。
レッズの地元であるオハイオ州の放送局「WCPO 9」のカレブ・ノエ記者は、Xに1本の映像を投稿。第1戦でT・ヘルナンデスが打席に立つ前の映像が添えられている。5回にソロ本塁打を放った時のもので、タブレットを確認した上で、打席に入っていた。
文面には「昨夜の試合の映像に新たな視線が加わった。レッズは投手交代を行い、コナー・フィリップスを投入。テオスカー・ヘルナンデスはタブレットを2分間見た後笑顔に……フィリップスの3球目でホームランを放った」と綴られ、癖を見抜かれていた可能性を暗に指摘している。
米スポーツ専門局「ESPN」のポッドキャスト番組「ベースボール・トゥナイト」でも議論の的に。番組内でジャーナリストのバスター・オルニー氏は、レッズ投手陣の癖が盗まれていた可能性に触れ、専門家からの見解として「どのように癖を見抜くか教えてくれた」と言い、その内容を明かした。
「彼の考えでは、ドジャースは先発投手(グリーン)が変化球を投げるタイミングが確実に分かっていたそうだ。これは、ショウヘイ・オオタニをはじめ、数々の大舞台で活躍してきた選手たちを擁するドジャースの強みだ」
同番組ではジェシー・ロジャース記者も「僕は専門家ではないし、昨夜話したわけでもない。ただ、全く同じことを考えていた。レッズの投手陣全員が癖を盗まれていたのではないかと思う」と同調。「スカウティングと打撃陣は称賛に値する。そして、レッズはいくつかの点を見直す必要がある。グリーンがあそこまで打たれる、そこには必ず理由はあるからね」と総評していた。
(THE ANSWER編集部)
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