山本由伸に痛恨エラーを謝罪「僕のせいで…」 NHK中継で映った振る舞い 裏側をド軍テオが告白
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に先発し、6回2/3を4安打2失点(自責0)と力投した。初回に失策して先制を許す原因となったテオスカー・ヘルナンデス右翼手は、山本との試合中のやり取りを明かしている。

レッズとWCS第2戦
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に先発し、6回2/3を4安打2失点(自責0)と力投した。初回に失策して先制を許す原因となったテオスカー・ヘルナンデス右翼手は、山本との試合中のやり取りを明かしている。
勝てば地区シリーズ進出が決まる一戦。9月の月間MVPに輝いた山本が、先発のマウンドに上がった。初回2死一塁から4番・ヘイズを打ち取った…はずだった。右翼線への平凡な飛球に映ったが、T.ヘルナンデスがまさかの落球。チェンジのはずが2死二、三塁のピンチとなり、5番・スチュワートに2点適時打を浴びた。
ドジャースの2回の攻撃中、中継したNHK BSではテオスカーと山本がハグをかわすシーンが映った。山本が気遣うように歩み寄ると、テオスカーは肩を組み、抱きしめて山本の頭をぽんぽんと叩いた。
米カリフォルニア州地元局「NBCロサンゼルス」のマイケル・ドゥアルテ記者は、自身のXで、試合後の囲み取材の模様を動画で投稿した。動画内でテオスカーは、「『すまない、次はきちんと捕球できるようにする』と謝ったよ」と、山本とのやり取りを明かしている。
続けて「こういう試合では、あのようなミスが出たりする。それでも前進するのみだよ」と前を向いたテオスカー。言葉通り、6回1死満塁からは、右腕マルティネスの初球のシンカーを中前に弾き返す2点適時二塁打を放ち、バットで自らのミスを取り返した。
この日の山本の投球について「もっとイニングを投げられるはずだった。僕のエラーのせいで10~15球余計に投げさせてしまった」と謝罪を続けたテオスカー。「でも彼は今日も相変わらずエグかったね」と、力投のエースへ賛辞を惜しまなかった。
(THE ANSWER編集部)
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