「これぞ3億2500万ドルを払う理由」 山本由伸、113球熱投に米記者絶賛の嵐 無死満塁から0封
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に先発。初回に味方失策が絡んで2点を失ったが、その後は快投。6回2/3を4安打2失点(自責0)でマウンドを降りると、大観衆から喝采を浴びた。米記者はエースの働きに口々に称賛を送っている。

レッズとWCS第2戦
米大リーグ、ドジャースの山本由伸投手は1日(日本時間2日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦に先発。初回に味方失策が絡んで2点を失ったが、その後は快投。6回2/3を4安打2失点(自責0)でマウンドを降りると、大観衆から喝采を浴びた。米記者はエースの働きに口々に称賛を送っている。
勝てば地区シリーズ進出が決まる一戦。9月の月間MVPに輝いた山本が、先発のマウンドに上がった。
初回、2死一塁から4番・ヘイズを打ち取った…はずだった。右翼線への平凡な飛球に映ったが、右翼手のT.ヘルナンデスがまさかの落球。チェンジのはずが2死二、三塁のピンチとなり、5番・スチュワートに2点適時打を浴びた。
不運な形で先制を許したが、その後はレッズ打線を封じた。2~5回は4イニング連続で3者凡退。6回は3連打で無死満塁の大ピンチを背負ったが、ヘイズを遊ゴロ、スチュワート、デラクルーズを連続で空振り三振に仕留めると、マウンド上での雄叫びをあげた。
7回2死一、二塁となったところで、トライネンに後を託して降板。場内はスタンディングオベーション。エースの役目を全うし、万雷の拍手を受けながらマウンドを下りた山本へ米記者からはX上で称賛の声が相次いだ。
米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のフレド・セルバンテス記者は「これぞ3億2500万ドルを払う理由だ」と喝采。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者も「Wow。ヨシノブ・ヤマモトが、ピンチを脱する達人のような働きぶり。デラクルーズをカーブで空振り三振に仕留め、3-2のリードを守った」と、6回の踏ん張りを褒めたたえた。
米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も、「メジャーで自身最多113球を投げたヨシノブ・ヤマモトは7回に走者を2人出した。これで降板。トライネンが登板する間、盛大なスタンディングオベーションを受けた」と総括。会場の盛り上がりを伝えていた。
(THE ANSWER編集部)
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