大谷の衝撃弾×2に米実況席“引く”「うわっ…」 爆速189キロ弾→特大134m弾は「非現実的だ」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は9月30日(日本時間10月1日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)初戦に「1番・DH」で先発出場。2本の本塁打でチームの10-5の勝利に貢献した。中継した放送局や米記者は大谷の破格のパフォーマンスを口々に称賛している。

レッズとのWCS先勝
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は9月30日(日本時間10月1日)、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ(WCS)初戦に「1番・DH」で先発出場。2本の本塁打でチームの10-5の勝利に貢献した。中継した放送局や米記者は大谷の破格のパフォーマンスを口々に称賛している。
いきなりの一発を見せたのは、初回。レッズの剛腕グリーンの4球目を捉えるとあっという間に右翼スタンドへ。打球速度117.7マイル(約189.4キロ)、飛距離375フィート(約114.3メートル)の超速先頭打者弾にドジャースタジアムは熱狂に包まれた。
試合を中継した米スポーツ専門局「ESPN」の放送席は絶叫。実況が「ショウヘイが早速爆発したぞ!」と興奮気味に伝えると、解説者は「内角への速球にタイミングを合わせて芯で打ったことが、オオタニの実力を証明していますね」と絶賛。リプレーを見直しながら2人して「これを見てくださいよ。うわっ…」と、もはや引いているようだった。
グリーンの100.4マイル(約161.6キロ)の直球を弾き返したことに注目したのは、米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者。「ハンター・グリーンは時速100.4マイルの球を投げ、ショウヘイ・オオタニは時速117.7マイルで飛ばした」と自身のXに記すと、米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース番ビル・プランケット記者も「…時速117.7マイルで飛ばしただと」と感嘆している。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は、「彼は完全に非現実的だ」と一言。同メディアの公式Xも「野球史上最高の選手のプレーを目の当たりにしている ショウヘイ・オオタニがソロホームランでドジャースのポストシーズン開幕を飾った」とその衝撃を伝え、「オオタニにとって特別な10月となり、ドジャースを再びワールドシリーズへと導こうとしている」と結んだ。
第2、3打席は三振に倒れたが、6-0とリードの6回の第4打席に再び爆発。打球速度113.5マイル(約182.7キロ)、飛距離454フィート(約138.4メートル)の一発は右中間スタンドに着弾した。この一発に再び「ESPN」の放送席は大盛り上がり。実況が「WOW! オオタニが今夜2本目だ!」。そして、ポツリと「彼は何か別物だ」と困惑したように伝えると、解説は「彼には、たった一振りで試合の流れを変える力がある」と賛辞を贈った。
圧倒的なパワーに驚いたのは米記者も同様だ。プランケット記者がXに「またぶっ飛ばした。ショウヘイ・オオタニのこの試合2本目のホームランは、(時速113.5マイルと)前回ほどの打球速度ではなかったものの、飛距離は(454フィートと)はるかに伸びた」とつづると、米カリフォルニア州地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のジャック・ハリス記者も、Xに「ショウヘイ・オオタニの打球はたった時速113.5マイル。飛距離は454フィートだった」と投稿した。
2人とも1本目の打球速度に2本目が劣るが、飛距離が伸びたことを指摘。2本目の打球速度113.5マイル(約182.7キロ)ですら「たった」と表現し、大谷のパワーに“感覚麻痺”しているようだった。
(THE ANSWER編集部)
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