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大谷&由伸の行動は「他のスポーツでは見られない」 米国が称賛した日本の習慣「多くを学べる」

米大リーグのドジャースは、9月28日(日本時間9月29日)まで行われたレギュラーシーズンの今季最終カードでシアトルを訪れ、マリナーズと戦った。この際山本由伸投手が、イチロー氏に見せた“敬意”が米国のファンから「他のスポーツでは見られない」「多くのことを学べる」と称賛されている。

ドジャースの大谷翔平と山本由伸(左)【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平と山本由伸(左)【写真:ロイター】

遠征先のシアトル…大先輩イチロー氏を見た山本の行動

 米大リーグのドジャースは、9月28日(日本時間9月29日)まで行われたレギュラーシーズンの今季最終カードでシアトルを訪れ、マリナーズと戦った。この際山本由伸投手が、イチロー氏に見せた“敬意”が米国のファンから「他のスポーツでは見られない」「多くのことを学べる」と称賛されている。

 青いドジャースのTシャツを着た山本は、マリナーズで会長付特別補佐を務めるイチロー氏に駆け寄り、頭を下げてあいさつしている。今も試合前練習でグラウンドに立つイチロー氏は、今夏日本人初の米野球殿堂入りを果たしたレジェンド。先人への敬意を欠かさぬ姿を、専門メディア「ドジャー・ブルー」が公式Xで紹介した。また、大谷翔平も別場面でイチロー氏に挨拶。遠くからでも分かるほど深々と頭を垂れていた。

 大リーグ通算1442試合に出場した元ドジャース選手で、地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合前後の番組で解説を務めるジェリー・ヘアストンJr.氏はXでこの投稿を引用し「日本の選手たちが先輩たちに敬意を払っているのはすばらしいことだ。彼らはみんなそうするんだ」と称えている。さらに、ファンからも賛辞が殺到した。

「彼らの文化が尊敬と名誉の上に築かれているのが素晴らしい。私たちは多くのことを学べる」
「これはベテラン選手たちが野球の進化と、新しい選手たちに敬意を払っていることでもある。他のスポーツでは見られない」
「ここから、敬意と礼儀作法について多くを学べた」
「日本人であろうとそうでなかろうと、イチローは間違いなく史上最高の野球選手の一人。だから、無理もない。テッド・ウィリアムズがオールスターゲームに行った時、現役のオールスター選手全員が彼と握手するために列をなしていたのを覚えている。同じような敬意の表れだ」

 ドジャースは本拠地に戻り、ポストシーズンに突入。9月30日(同10月1日)からレッズ相手にワイルドカードゲームを戦う。

(THE ANSWER編集部)

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