金満軍団メッツ、終戦直後にさらなる衝撃「傷口に塩を…」 生え抜き主砲が契約破棄を電撃宣言
米大リーグは28日(日本時間29日)にレギュラーシーズン最終戦が行われた。プレーオフ進出には勝つしかないメッツだったが、敵地でマーリンズに0-4で敗戦。今季終了が決定した。ファンやナインが失意に暮れる中、生え抜きの主砲が契約を破棄してフリーエージェント(FA)になると宣言。米ファンの間で激震が走っている。

ドジャースとのWCSに進出ならず
米大リーグは28日(日本時間29日)にレギュラーシーズン最終戦が行われた。プレーオフ進出には勝つしかないメッツだったが、敵地でマーリンズに0-4で敗戦。今季終了が決定した。ファンやナインが失意に暮れる中、生え抜きの主砲が契約を破棄してフリーエージェント(FA)になると宣言。米ファンの間で激震が走っている。
ドジャースが待つワイルドカードシリーズ(WCS)に進出するためには、勝利が絶対条件だったメッツ。しかし、打線が散発5安打と沈黙。完封負けでシーズン終了となった。今季の総年俸はドジャースに次ぐMLB2位の約3億4000万ドル(約506億円)。“金満軍団”は6月12日(同13日)時点ではメジャー全体で勝率1位とプレーオフ進出が濃厚視されていたが、9月は8連敗を喫するなど失速した。
試合後には、メッツ一筋7年で264本塁打を放った主砲のピート・アロンソ内野手が来季の契約を破棄し、FAになると電撃発表。今年2月に2年5400万ドル(約80億円)で契約延長していたが、1年限りで再び移籍市場に出ることを選択した。今季は昨年に続き全162試合に出場。チームトップの打率.272、126打点、同2位の38本塁打と打棒を発揮した。
試合後に取材に応じるアロンソの映像を、米ニューヨーク州地元局「スポーツネット・ニューヨーク」公式Xが公開。契約は破棄するものの、「ここでプレーするのが大好き」「メッツの一員でいられることを愛していた。願わくば、彼らも同じように私のことを評価してほしい」と残留も視野に入れたコメントを残している。
米ファンからは「アロンソが求めるだけの金を与えてやってくれ」「これだけのハートとパワー、攻撃力と耐久性を持った生え抜き選手の替えなどいない」などと残留を熱望する声の他、「この明らかなことを発表するのにアロンソは数日待つことだってできたはず。私の正直な意見では、これは品がない。傷口に塩を塗りこむようなものだ」と発表のタイミングを疑問視するコメントも寄せられた。
30歳のアロンソは2016年にドラフト2巡目でメッツに入団。2019年にメジャーデビューすると、1年目から53本塁打を放ち、ホームラン王と新人王に輝いた。短縮シーズンとなった2020年を除き、毎年30本塁打以上をマーク。2022年には131打点で打点王も獲得している。
(THE ANSWER編集部)
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