大谷翔平が55号で残した意外な“史上初”「そうなの?」 米記者が指摘した「数字のいたずら」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。レギュラーシーズン最終戦で、キャリアハイとなる55号ホームランを放った。これが意外な“史上初”となると、米記者が指摘している。

シーズンを55号で終えた選手は大リーグ史上初めて
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。レギュラーシーズン最終戦で、キャリアハイとなる55号ホームランを放った。これが意外な“史上初”となると、米記者が指摘している。
大谷は7回2死走者なしで打席に入ると、左腕スパイアーの95マイル速球を豪快にはじき返した。打球は場内のどよめきの中、中堅フェンスを越える55号ソロに。打球速度109.5マイル(約176.2キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の一発に笑顔も見せた。惜しくもカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本届かず、リーグ本塁打王こそ逃したが、チームの6-1の勝利に貢献した。
米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン氏は自身のXに「もしショウヘイ・オオタニがきっちり55本塁打でシーズンを終えると、彼は史上初めてシーズン55本塁打を記録した選手になる。ちょっとした数字のいたずらだが、彼は唯一の“55本塁打クラブ”のメンバーになる」と投稿した。
海外ファンから「なんてクレイジーな記録だ」「そんなまさか!」「こいつはワイルドだ」と驚きの声が上がったほか、日本のファンからも「そうなの? 55本ジャストって過去いないんだ?」と意外に思うコメントが寄せられた。
大リーグでのシーズン本塁打記録は、2001年のバリー・ボンズ(ジャイアンツ)の73本。以下1998年のマーク・マグワイア(カージナルス)の70本、同年のサミー・ソーサ(カブス)の66本と続く。
56本の選手は今季のカイル・シュワーバー(フィリーズ)と、1997、98年に2年連続でマークしたケン・グリフィーJr.(マリナーズ)、1930年のハック・ウィルソン(カブス)とおり、54本の選手も1920年、28年のベーブ・ルースらのべ9人いるが、シーズンを55本で終える選手は大谷が初めて。史上24位の記録となる。
(THE ANSWER編集部)
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