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55号・大谷翔平でも届かない「150」「113」の偉業 いずれもあと4だけ…HRはキャリア&球団新

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。レギュラーシーズン今季最終戦で、キャリアハイとなる55号ホームランを放った。自身が持つドジャースの球団記録も更新。惜しくもカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本届かず、ナ・リーグ本塁打王こそ逃したが、チームの6-1の勝利に貢献。ポストシーズンへ向けていい形で締めくくった。

マリナーズ戦で打席に立つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
マリナーズ戦で打席に立つドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

敵地マリナーズ戦

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地マリナーズ戦に「1番・DH」で先発出場。レギュラーシーズン今季最終戦で、キャリアハイとなる55号ホームランを放った。自身が持つドジャースの球団記録も更新。惜しくもカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に1本届かず、ナ・リーグ本塁打王こそ逃したが、チームの6-1の勝利に貢献。ポストシーズンへ向けていい形で締めくくった。

 レギュラーシーズン最終戦で、去年の自分を超えた。7回2死走者なし、左腕スパイアーの95マイル速球を豪快にかっ飛ばした。どよめきの中、打球は中越えの55号ソロに。打球速度109.5マイル(約176.2キロ)、飛距離412フィート(約125.6メートル)の一発で、ベンチ生還後は笑顔も見せた。

 55号は昨季を超えるキャリアハイ。ドジャースの球団新記録にもなった。本塁打以外では、三塁打9、得点146、四球109などが自己最多記録に。盗塁もチーム最多の20。昨季の59から大きく減らしたが、投手として今季14試合に登板していることを考えるとそれでも凄まじい。

 惜しくも届かなかった記録としては、ジェフ・バグウェル(2000年、152得点)以来となるシーズン150得点がある。140得点も直近20年で今季の大谷、2023年のロナルド・アクーニャJr.(149得点)、2007年の「Aロッド」ことアレックス・ロドリゲス(143得点)しかいないが、過去76年で2人しかいない「150」にはあと4得点足りなかった。

 またチーム加入後の2年間で、大谷は109本塁打。MLB公式のサラ・ラングス記者のXによると、これは2001~02年にアレックス・ロドリゲスがレンジャーズで放った109発に並んだが、1920~21年にベーブ・ルースがヤンキースで残した113発には4本届かなかった。

(THE ANSWER編集部)


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