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ド軍優勝の裏で…大谷54号は超絶記録ラッシュ! 独占、肉薄、断トツ…「1番・二刀流」の異常さ

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4回にメジャー自己最多に並ぶ54号2ランを放った。リーグ優勝に貢献したが、この一発で大谷にしか作れない記録をいくつも更新している。

54号2ランを放ち、ベッツとハイタッチするドジャースの大谷翔平(右)【写真:AP/アフロ】
54号2ランを放ち、ベッツとハイタッチするドジャースの大谷翔平(右)【写真:AP/アフロ】

リーグ優勝の裏で…記録が明らかにする大谷の異質性

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」で先発出場し、4回にメジャー自己最多に並ぶ54号2ランを放った。リーグ優勝に貢献したが、この一発で大谷にしか作れない記録をいくつも更新している。

 4-0で迎えた4回1死三塁、大谷は右腕クリスマットが投じた低めチェンジアップに反応した。右手だけでスイングしたような形だったが、手ごたえ十分の様子で確信歩き。打球は右中間にあるプールに飛び込む54号となった。チームは8-0で大勝し、4年連続のナ・リーグ西地区優勝を決めている。

 大リーグ公式のサラ・ラングス記者は自身のXに、大谷のこの一発が生んだ記録を次々に投稿。まずは「50個以上の三振を奪った投手のシーズン本塁打ランキング」だ。トップは今季の大谷で54本、以下2021年の大谷が46本、23年の大谷が44本、22年の大谷が34本、18年の大谷が22本と見事に「大谷だけ」しか作れない記録となっている。

 また「複数回先発登板した投手のシーズン本塁打ランキング」にも並ぶのは大谷だけだ。トップは今季の54本、以下21年が46本、23年が44本、22年が34本。投打の双方を高いレベルでこなす大谷の異質性が露わとなった。

 さらに「新天地での最初の2シーズンで放った本塁打ランキング」を公開。大谷もドジャース移籍後に放った本塁打が108本に達し、歴史上の偉大な打者たちに迫っている。

1920-21年 ベーブ・ルース(ヤンキース):113
2001-02年 アレックス・ロドリゲス(レンジャーズ):109
2024-25年 ショウヘイ・オオタニ(ドジャース):108
1960-61年 ロジャー・マリス(ヤンキース):100
1990-91年 セシル・フィルダー(タイガース):95
1997-98年 マーク・マグワイア(カージナルス):94

 他にも、昨季の自身が記録したドジャース球団史上の最多本塁打54本に並んだことや、1番打者としてのシーズン本塁打が50本に達し、2023年のアクーニャJr.(ブレーブス)の41本を突き放したとも投稿。数々の大谷にしか作れない記録は、残り3試合でどこまで伸びるのか。

(THE ANSWER編集部)


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