復帰した佐々木朗希は「別人のよう」 ド軍指揮官からこぼれた笑み「成長を誇りに思う」
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が24日(日本時間25日)、敵地ダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰登板。7回から2番手で1回無安打無失点、2奪三振と好投、最速160.6キロを計測した。チームは延長11回に5-4で勝利。試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「成長を本当に誇りに思う」と称賛していた。

敵地ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースの佐々木朗希投手が24日(日本時間25日)、敵地ダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰登板。7回から2番手で1回無安打無失点、2奪三振と好投、最速160.6キロを計測した。チームは延長11回に5-4で勝利。試合後、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「成長を本当に誇りに思う」と称賛していた。
先頭の6番マッキャンに対し、初球99マイルのストレート。2球目は87マイルの変化球で打ち取り三ゴロだった。続く7番タワにも初球99マイル。2-2から99マイルの内角速球を投じ、見逃し三振を奪った。8番バルガスには初球99.8マイル(約160.6キロ)を投じ、最後も速球で空振り三振。ブルペン陣の不振が続く中、上々の復帰登板となった。
米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組は、囲み取材に応えるロバーツ監督の様子を中継。佐々木について、「ロウキについては、何を期待していいか正直よく分からない部分がある」としつつ、「これまで一度もやったことのないブルペンに入るという機会を得たことは、この組織にとって非常に大きな意味を持つ。彼がこの瞬間に備えるために以前からやっていたことは、本当に素晴らしかった」と称賛した。
5月以来となる久々のメジャーの舞台。それでもロバーツ監督は「彼がこの大舞台に気圧されるのではないかという心配はしていなかったよ」と強調。「これまでの野球人生で、母国の国民全員が見守る前で、常に大舞台で投げてきた。その点は心配していなかった。彼の球がどう機能するかを見たかっただけ。我々に大きな力を与えてくれました。次回登板する時に、これを足がかりに成長し続け、自信をつけられるか見ていきたい」と明かした。
復帰前とは見違えるような圧巻のピッチング。「別人のようだったね」と語ったロバーツ監督は、「ブルペンに関しては、我々は物事をシンプルにした。1イニングか2イニングだけ。より自信がつき、より確信が持てるようになったと思う。明らかに、球の威力も今年の初め頃と比べて上がっている」と状態に手応えを示していた。
メジャー1年目で負傷からマイナーでのリハビリ登板も経験した佐々木。ロバーツ監督は「彼は今シーズンから多くのことを学んだ。いくつかの苦戦、出場できなかったこと、3Aにいたこと、リハビリのための登板、そして復帰して、彼はただチームの助けになりたいと思っている。私は彼の成長と、成し遂げたことを本当に、本当に誇りに思うよ」と満足げな笑みをこぼしていた。
(THE ANSWER編集部)
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