「とんでもない誤審だ」 ド軍“有利判定”に敵地局は怒り心頭 三振奪えず「信じられない」
米大リーグ・ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦し、延長11回に5-4で勝利した。3回のドジャースの攻撃時には、ほぼ真ん中の球がボール判定される事態が発生。ダイヤモンドバックス側放送局の実況席では「これは酷い、酷すぎるぞ」と大ブーイングしていた。

敵地ダイヤモンドバックス戦
米大リーグ・ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でダイヤモンドバックスと対戦し、延長11回に5-4で勝利した。3回のドジャースの攻撃時には、ほぼ真ん中の球がボール判定される事態が発生。ダイヤモンドバックス側放送局の実況席では「これは酷い、酷すぎるぞ」と大ブーイングしていた。
3回2死一、三塁で迎えたマンシーの打席。一塁走者フリーマンの盗塁で二、三塁となった後、カウント1ー2と追い込んだ先発右腕ネルソンが投じた4球目はストライクゾーンほぼ真ん中に。マンシーは、97.3マイル(約156.5キロ)の直球に手が出ずに見送った。三振に見えたが球審の判定はボール。マウンド上のネルソンは首を少し傾げた。
あくまで目安だが、中継で示されるデジタル表示のストライクゾーン内ほぼ真ん中の一球。結局マンシーが三振に倒れたため、試合展開に影響はなかったが、ダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」の実況席は、球審のマービン・ハドソン氏へ怒りの声をあげた。
実況のスティーブ・ベルティオーム氏が「三振だ! Oh no! マービン・ハドソン、一体何をしているんだ? 今すぐABSを導入してくれないか? これは酷い、酷すぎるぞ」と声を荒げると、解説のボブ・ブレンリー氏も「ギリギリどころじゃない、プレートの真上だ」と指摘した。
続けて「これでイニングは終わるべきだった。二塁、三塁でカウント2-2だ。とんでもない誤審だ。ネルソンのやることが増えた。2回も三振を奪わないとならない」とベルティオーム氏がまくしたてると、「信じられない。マービン・ハドソンは優秀な審判だけど、あれは大ミスだった」と、ブレンリー氏も同意していた。
23日(同24日)には、2026年シーズンより自動ボール・ストライク判定(ABS)でのチャレンジシステム導入が発表されたばかり。このタイミングでの微妙な判定にベルティオーム氏は「来シーズンはボールとストライクの判定が自動化される。誰も誤審をしようとは思ってないだろうが、ありえない」と、最後まで怒り心頭だった。
(THE ANSWER編集部)
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