大谷の18.44m先で映った「絶望感」 本人だけでなくまさか…「もはや恐怖でしかない」同情の声
米大リーグ・ドジャースは21日(日本時間22日)の本拠地ジャイアンツ戦までの10連戦を6勝4敗で終えた。大谷翔平投手はこの期間、打者としては打率.325、5本塁打をマーク。投手としては1試合で先発し5回無安打無失点と快投した。大暴れとなった10試合では、数々の名場面も生まれていた。

10戦5発と好調を維持し最終盤へ
米大リーグ・ドジャースは21日(日本時間22日)の本拠地ジャイアンツ戦までの10連戦を6勝4敗で終えた。大谷翔平投手はこの期間、打者としては打率.325、5本塁打をマーク。投手としては1試合で先発し5回無安打無失点と快投した。大暴れとなった10試合では、数々の名場面も生まれていた。
◇ ◇ ◇
○引退するカーショーの負け消す52号3ラン
19日(同20日)、本拠地ジャイアンツ戦で今季52号となる逆転3ランを放った。この日は、今季限りでの現役引退を発表したクレイトン・カーショー投手がレギュラーシーズンで本拠地最後の登板。レジェンドの負けを消す一発のあと、ベンチではカーショーからハグの祝福。2人の顔に笑顔が咲いた。感動的シーンの画像を大谷自身も試合後にインスタグラムで公開。6-3の勝利に花を添えた。
52号では、打った5秒後の振る舞いも話題に。本塁打を確信した大谷は、バットを頭上をはるかに越える高さに放り投げた。さらに、逆転の一発を喜ぶブルペンではベシア、ドレイヤー、クラインの3人が仲良くハイタッチ。ただ、ドレイヤーとクラインが手を合わせたことでベシアだけが空振り。思わずズッコケるような仕草を見せていた。
ネット上でも注目を集め、国内外のファンから「オオタニのオーラは研究されるべきだ」「これは最も無礼で敬意のあるバットフリップだ」「大谷さんの偉大さを見てたはずなのに、観終わったらベシアの可愛さが脳に残るマジック」「ブルペンでハイファイブ失敗するベシアがかわいい」などと魅了された様子の声が上がっていた。
○リーグトップに並ぶ53号
20日(同21日)の同カードで53号ソロを放った大谷。この試合前まで12試合で投げて防御率1.62の成績を残していたペゲーロが投じた、渾身の100マイルを逆方向へ弾き返した。打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の一撃。直後には驚きの光景が生まれていた。
打席の18.44メートル先で打ち砕かれたペゲーロは即座にうつむき、被弾を確信した様子。大谷に背を向けたまま、歩いていた。さらに、ウィル・リトル球審もすぐに確信。打球が上がったのを見ると、次のプレーに備えるわけでもなくマスクを外し、ゆっくりと前に歩き出していた。
本人だけではなかった確信の仕草に、ネット上の日本のファンからは「打たれた時のピッチャーの絶望感よ」「あの当たりがホームランはピッチャーからしたら涙目すね」「100マイルを逆方向にあれだけ飛ばされたら相手ピッチャーは恐怖でしかない」ともはや同情の声が並んでいた。
◇ ◇ ◇
優勝マジック「3」のドジャースは23日(同24日)から敵地でダイヤモンドバックスと対戦。大谷は53本塁打でカイル・シュワーバー(フィリーズ)とともにリーグトップに立っている。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











