大谷翔平は「ニンテンドーの選手だ」 敵地ですら脱帽の声 解説は「皆わかってない」衝撃を指摘
米大リーグ・ドジャースは21日(日本時間22日)の本拠地ジャイアンツ戦で10連戦を6勝4敗で終えた。大谷翔平投手はこの期間、打者としては打率.325、5本塁打をマーク。投手としては1試合で先発し5回無安打無失点と快投した。大暴れとなった10試合では敵地からも感嘆の声が漏れていた。

10戦5発と好調を維持し最終盤へ
米大リーグ・ドジャースは21日(日本時間22日)の本拠地ジャイアンツ戦で10連戦を6勝4敗で終えた。大谷翔平投手はこの期間、打者としては打率.325、5本塁打をマーク。投手としては1試合で先発し5回無安打無失点と快投した。大暴れとなった10試合では敵地からも感嘆の声が漏れていた。
◇ ◇ ◇
○51号でフィリーズ地元局「しまった…」
17日(同18日)の本拠地フィリーズ戦。大谷は51号ソロを放った。フィリーズ側の米ペンシルベニア州地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」では、解説のルーベン・アマロJr.氏が思わず漏らした「しまった……」の声がマイクに拾われていた。実況のトム・マッカーシー氏はこれに「『しまった……』はその通りです」とコメントした。
さらに、同局の試合後番組では司会のエイミー・ファドゥール氏が「この選手(大谷)はマウンドだろうが打席だろうが、グラウンドに立てば何か楽しいことをしてくれます。ルサルドにとってはもしかしたら一人余計なバッターだったかもしれませんね」とこの場面を回顧。解説のベン・デービス氏は「皆、彼の体の大きさをわかっていません。巨大ですよ。彼はモンスターです」「彼はまさに……現実世界にいる、ニンテンドーの野球ゲームの選手ですよ。現実離れしています」と絶賛していた。
前日の同カードでは、投打二刀流で出場し、投手としては5回無安打無失点。打者としては50号を放っていた。ファドゥール氏も「絶対にありえません。100%断言します。人々は『ああ、彼はまるで…』と言いますが、いやいや違う。彼は今まで誰も見たことがないような存在なんです」と力説していた。
○同地区ライバルの敵将も白旗
19日(同20日)の本拠地ジャイアンツ戦で52号となる逆転3ランを放った大谷。2021年にサイ・ヤング賞を受賞したジャイアンツの先発左腕レイの、外角高めの球を左翼席へ叩き込んだ。
試合後、米カリフォルニア州地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」はジャイアンツのボブ・メルビン監督のコメントを紹介。「まるでファウルにしようとしたかのようだった。それを彼は左翼席の前から数列目辺りまで飛ばしてしまったんだ」と規格外のパワーに脱帽していた。
被弾したレイは、打たれた一球についていい球だったと手応えを示しつつ、ただ大谷が上回ったのだと説明。「左翼線ギリギリでなければ本塁打になっていなかったと思う」とし、「でも、フェンスを越えるには十分なくらいボールを捉えられてしまった」と落胆していた。
◇ ◇ ◇
優勝マジック「3」のドジャースは23日(同24日)から敵地でダイヤモンドバックスと対戦。大谷は53本塁打でカイル・シュワーバー(フィリーズ)とともにリーグトップに立っている。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











