新「チーム・ジョコ」結成の理由 “親友”との間を結んだ「互いのリスペクト」
アンチッチに置く揺るぎない信頼「ナイスガイ」「スマート」「完璧な人間」
アンチッチ氏は単核球症などの健康面での問題によって2011年に引退を余儀なくされたが、記事によると、ジョコビッチは揺るぎない信頼関係を強調している。
「彼は今までツアーを戦う中で最も近しい友人の一人だ。彼はとてもナイスガイで、とてもスマートで……お互いにリスペクトの気持ちを持っている」
さらに「ナイスガイ」はジョコビッチにとって「完璧な人間」であることも明かした。
「アンドレ(アガシ氏)と話して、練習パートナーとしてふさわしい人間が必要だという結論に達した。そこでマリオは完璧な人間だった。彼は僕にとって最もリストの上にいる人間だし、アンドレも同意してくれたからね」
アンチッチは2002年のウィンブルドンでロジャー・フェデラーを下し、04年にはベスト4に入った実績もある。実力者を迎えた新“チーム・ジョコ”のもと、ジョコビッチは通算4度目のウィンブルドン制覇へと歩みを進めることはできるか。初戦の世界ランク44位のクリザン(スロバキア)戦から目が離せない。
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ジ・アンサー編集部●文