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号泣・桐生祥秀の謝罪に列島もらい泣き「誰も責める人いない」 リレー6位の責任負う「胸張って」

陸上の世界選手権東京大会は21日、男子4×100メートルリレーの決勝を行い、日本(小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽)が38秒35で6位入賞した。試合後、中継したTBSのインタビューで涙ながらに“謝罪”した桐生の姿が、ファンの感情を揺さぶっている。

男子4×100メートルリレー決勝、バトンを渡す桐生祥秀【写真:中戸川知世】
男子4×100メートルリレー決勝、バトンを渡す桐生祥秀【写真:中戸川知世】

4×100mリレーで6位の日本、3走の桐生は足をつっての激走

 陸上の世界選手権東京大会は21日、男子4×100メートルリレーの決勝を行い、日本(小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜沢飛羽)が38秒35で6位入賞した。試合後、中継したTBSのインタビューで涙ながらに“謝罪”した桐生の姿が、ファンの感情を揺さぶっている。

 3走の桐生はレース直後に「走り出した瞬間に足をつってしまった」と明かしていた。このインタビューでは冒頭から涙声で「正直予選もタイム遅くて。ちょっと足をつってしまってチームに迷惑をかけてしまって」「ホントになんて言うか、10年間やってきながら何でこんなところで僕はミスをしているんだろうと」と言葉を絞り出した。

 さらに「日本が勝って拍手をもらいたかったんですけど、本当に僕が、今回は本当に僕が走れなかったのが……。もうどうすればいいか正直わからない」と涙は止まらず。「申し訳ございません」と謝罪も口にし、「速く走るしかないのでまた帰ってきたいと思います」と、今後への思いを語った。X上にはファンからのコメントが並んだ。

「4人ともカッコよかったぞ!」
「泣かないで 最終日に皆さんが走ってくれる楽しみがあっただけで充分です!」
「脚がつってしまうのなんてどうしようもないですよ!ドンマイ桐生選手!!!」
「短距離走って、なんて残酷で理不尽な競技なんだろう。でもだからこそ、挑み続ける選手たちは美しいです」
「何も申し訳なくなんかないです。血のにじむような努力をした結果です。胸張って欲しいです」
「そのみんなの涙のぶんだけ きっとみんな強くなれるよ」
「誰も桐生さん責める人はいないです!」
「あれが痙攣していた状態なら、桐生祥秀はとんでもねえバケモンの一言」
「謝らないでよ…泣かないでよぉ…」

 さらに「脚がつるアクシデントで、最悪DNFだってありえた中でしっかりバトンを渡してくれた。それ知ってもう泣きそうです」と、不完全な状態でも自分の役割を果たした桐生への労いが並んでいた。

(THE ANSWER編集部)

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