世界陸上リレーに隠れた“奇跡” 「鳥肌たった」「まさに運命」土砂降り金メダルで広がる感動
国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会は、21日に閉幕した。日本勢はもちろん、海外の超人たちが躍動した9日間の大舞台。最終日に行われた男子4×400メートルリレー(マイルリレー)で初優勝したボツワナには、ある“奇跡”が隠されていた。

東京世界陸上が21日に幕
国立競技場で行われた陸上の世界選手権東京大会は、21日に閉幕した。日本勢はもちろん、海外の超人たちが躍動した9日間の大舞台。最終日に行われた男子4×400メートルリレー(マイルリレー)で初優勝したボツワナには、ある“奇跡”が隠されていた。
大粒の雨がトラックを叩く。土砂降りの中での決戦となった男子マイルリレー。個人の400メートル金のケビナツヒビ、銅のヌドリ、8位のエピーに200メートルでパリ五輪を制したテボゴという最強布陣で臨んだ。
異例の救済レースを制して決勝に進んだ米国がリードする展開となったが、アンカーのケビナツヒビがゴール前で鮮やかに逆転。0秒07差の接戦を制して、ボツワナが金メダルを獲得した。
アフリカ南部にあるボツワナでは水は貴重。同国大使館の公式サイトによると、5本の横縞模様の国旗の上下の青は雨と水を表しているという。雨中での戴冠はあまりにもドラマチックだった。
この事実を知ったファンからも感動の声が上がる。Xには「まさに運命」「やば。鳥肌たった」「こりゃ尊い」「レース前の土砂降りで心配してたけどボツワナにとっては恵みの雨だったのか…」「泣ける」などの声が上がっていた。
(THE ANSWER編集部)
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