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大谷翔平に頭抱える敵地局の「ショウヘイ問題」 21か月前から募る怨嗟「再建を打ちのめしている」

米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)に本拠地でジャイアンツと対戦。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手が53号ソロを放ち、ナ・リーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に並んだ。2試合連続の被弾に嘆きの声を上げているのが、ジャイアンツ側のメディアだ。

53号を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
53号を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ジャイアンツ戦で2日連続のアーチ「25戦で10発目」

 米大リーグ・ドジャースは20日(日本時間21日)に本拠地でジャイアンツと対戦。「1番・DH」で出場した大谷翔平投手が53号ソロを放ち、ナ・リーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に並んだ。2試合連続の被弾に嘆きの声を上げているのが、ジャイアンツ側のメディアだ。

 大谷は5-4で迎えた6回、右腕ペゲーロの投球を左翼席へ運んだ。打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の一撃。投げ終わったペゲーロは即座に被弾を確信し、うつむいてしまうほどだった。試合もドジャースが7-5で勝利し、このカード3連勝とした。

 ジャイアンツの地元局「NBCスポーツ・ベイエリア」は「ジャイアンツがまたも序盤のリードを失いドジャースに敗れた試合で学んだこと」という記事にわざわざ「ショウヘイ問題」という一項を設けて大谷への嘆きをつづっている。

「約21か月前、ジャイアンツはオオタニをオラクルパークに迎え、彼が要求した7億ドル(約1014億円=当時)の後払いも了承していた。しかし彼はドジャースを選び、それ以降のここ2シーズン、彼を中心にチームを再建しようとしていた球団を徹底的に打ちのめしている」

 大谷がエンゼルスからFAとなった2年前のオフ、ジャイアンツも獲得に乗り出し、ドジャースに劣らない条件を示していただけに、怨嗟の声はより大きくなっているようだ。大谷は19日(同20日)の試合でも52号を放っており「ジャイアンツ戦で今季6発目で、ドジャース加入以降25戦で10発目となった」と、このカードにおける大谷の“無慈悲”な猛打を伝えている。

(THE ANSWER編集部)


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