世界陸上最終盤に飛び込んだ「素晴らしいニュース」 激しく転倒、緊急搬送された東京五輪女王が「回復」
陸上ファンにとって、ほっと胸をなでおろすニュースが飛び込んできた。陸上世界選手権東京大会(国立競技場)の女子3000メートル障害決勝で転倒し、途中棄権した2021年東京五輪金メダリスト、ペルース・チェムタイ(ウガンダ)。容体が心配され、一部メディアによると回復していると伝えられたが、ウガンダ陸連が正式に「順調に回復している」と発表し、近影も掲載した。

東京世界陸上
陸上ファンにとって、ほっと胸をなでおろすニュースが飛び込んできた。陸上世界選手権東京大会(国立競技場)の女子3000メートル障害決勝で転倒し、途中棄権した2021年東京五輪金メダリスト、ペルース・チェムタイ(ウガンダ)。容体が心配され、一部メディアによると回復していると伝えられたが、ウガンダ陸連が正式に「順調に回復している」と発表し、近影も掲載した。
17日に行われた決勝。バックストレートで悲劇は起きた。先頭集団を走っていたチェムタイの左膝が、障害に触れた。バランスを崩して激しく転倒し、ぐったりして動けず。救護スタッフが駆け付け、担がれてコース外に。悪夢の途中棄権となり、担架に乗せられて退場した。
地元メディアによると、チェムタイは病院に緊急搬送され、精密検査を実施。ウガンダ陸連関係者は「現在、治療中で容体の詳細は後日公表する」とし、一部メディアは「回復」と伝えていたが、はっきりとした発表はなかった。
しかし、レースから3日経った20日夜、ウガンダ陸連公式Xは1枚の写真をアップ。そこにはカメラに笑みを見せるチェムタイの姿があった。右半身を松葉づえで支えているものの、しっかりと立っており、表情は明るい。「素晴らしいニュース」として情報が紹介された。
「ペルース・チェムタイはハードルでの痛ましい転倒から順調に回復しています。彼女の精神力は強く、回復に集中しています。彼女の順調で早い復帰を祈っています!」。多くの陸上ファンが心配していたが、大会最終盤にうれしいニュースとなった。
(THE ANSWER編集部)
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