投手まで笑った… 名三塁手、驚異の“反転サイド送球”に米喝采「フェアじゃない」
米大リーグで屈指の名三塁手が体勢を崩しながら横手投げで驚異の強肩を披露し、打者走者を一塁でアウト。ファンも驚いたが、何より投手が驚いた。味方も思わず笑ってしまった驚異のシーンを球団が動画付きで公開し、米ファンに「これは素晴らしい」「フェアじゃないよ」「アレナドにはできない送球」と喝采を集めている。
マチャドが演じた超美技に投手も笑う…「投手の反応がすべて物語っている」の声
米大リーグで屈指の名三塁手が体勢を崩しながら横手投げで驚異の強肩を披露し、打者走者を一塁でアウト。ファンも驚いたが、何より投手が驚いた。味方も思わず笑ってしまった驚異のシーンを球団が動画付きで公開し、米ファンに「これは素晴らしい」「フェアじゃないよ」「アレナドにはできない送球」と喝采を集めている。
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思わず、味方も笑った。驚異のプレーを演じたのは、パドレスのマニー・マチャド三塁手だ。12日(日本時間13日)のダイヤモンドバックス戦、2-1とリードした8回だった。先頭のC.ケリーが三塁線に強烈な打球を放つ。これに反応したのが、マチャドだった。三塁ベースから4、5メートル後方のライン際でなんとか捕球。しかし、体勢は完全にファウルゾーンに流れていた。
一塁まで距離は遠いが、ここからがメジャー屈指の三塁手の見せ場だ。完全に三塁ファウルゾーンに入って2、3歩で踏み切ると、横から腕を振って一塁へ送球。放たれた白球は体勢が崩れ、サイドから投げたとは思えないほど力があり、一塁へ到達。しかも、悠々と打者走者をアウトにしてみせたのだ。スタジアムもざわめくプレー。ただ、誰より驚いた男がマウンドにいた。
救われる形となった投手のウォーレンは「そんなところから一塁まで届くのか」と言わんばかりに双方向を見やり、顔には信じられないといった表情で笑いが浮かんでいた。味方も目を疑うような驚異のプレーを球団公式ツイッターは「彼はマニー・マチャド。我々の選手だ」とつづり、動画付きで公開。目の当たりにしたファンからはコメント欄で喝采の声が上がっていた。