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世界記録保持者・山西利和、痛恨の2分待機 トップ快歩から一転…警告3枚に天を仰ぐ【東京世界陸上】

陸上の世界選手権東京大会第8日が20日に行われた。国立競技場発着のコースで争う男子20キロ競歩で、世界記録保持者の山西利和(愛知製鋼)がトップを歩いていた15キロ過ぎに警告3枚となり、ペナルティゾーンで痛恨の2分間の待機となった。

男子20キロ競歩の山西利和【写真:中戸川知世】
男子20キロ競歩の山西利和【写真:中戸川知世】

東京世界陸上第8日

 陸上の世界選手権東京大会第8日が20日に行われた。国立競技場発着のコースで争う男子20キロ競歩で、世界記録保持者の山西利和(愛知製鋼)がトップを歩いていた15キロ過ぎに警告3枚となり、ペナルティゾーンで痛恨の2分間の待機となった。

 京都大卒業の山西は、序盤から好位置につけた。中盤のスペイン選手の仕掛けにも対応。ここで中国選手を含めた3人のトップ争いとなった。

 14キロ過ぎで8人の集団になり、15キロを過ぎて山西が一気にペースアップ。だが、これでフォームがやや乱れたのか、歩型違反のレッドカードが3枚に。ペナルティゾーンで2分の待機を強いられ、優勝争いから脱落した。2019年、2022年に続く3度目頂点を狙った世界記録保持者は、28位でレースを終えた。

(THE ANSWER編集部)


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