1727勝監督「大谷の質問を受ける度に言ったが…」 議論されるPS起用法に提言「常々思っていた」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、2023年秋に受けた右ひじの手術から復帰し、投手としてもプレーしている。そしてポストシーズン(PS)に向けて議論となっているのが、リリーフ起用があるのかどうか。ヤンキースやメッツなどで通算22年監督を務め、1727勝を挙げた名将が「両方のインパクトを与えられる」と新たな起用法に言及している。

元メッツ監督のショーウォルター氏「常々いいと思っていた」という起用法
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は今季、2023年秋に受けた右ひじの手術から復帰し、投手としてもプレーしている。そしてポストシーズン(PS)に向けて議論となっているのが、リリーフ起用があるのかどうか。ヤンキースやメッツなどで通算22年監督を務め、1727勝を挙げた名将が「両方のインパクトを与えられる」と新たな起用法に言及している。
大谷は今季投げた13試合はすべて先発。いわゆる“大谷ルール”を生かして「投手兼DH」として出場し、降板した後も打者として試合に残っている。それどころか大リーグで投げた99試合もすべて先発で、リリーフ登板の経験はない。ルール上、DHとして先発した場合は途中からマウンドに上がる時点でDHを解除する必要もある。
それでも、大谷のリリーフ起用が話題に上るのは、ドジャースのブルペンが不安定な状況が続いているからだ。米野球専門ポッドキャスト「ファウル・テリトリー」の公式Xは「バック・ショーウォルター氏はショウヘイ・オオタニについて大胆な考えを持っている」というタイトルで動画を公開した。
登場するのはヤンキースやメッツを率い、リーグ最優秀監督4度という名将ショーウォルター氏。大谷の起用法として「ブルペンからピッチャーをする」「プレーオフで外野を守る」という大リーグでは未経験の選択肢の「どちらかを信用して任せられると思いますか?」と聞いている。
これにショーウォルター氏は「ここ数年、オオタニについて質問を受ける度に言っていたのですが、私はオオタニをDHにして、クローザーにするのがいいと常々思っていました。DHにして、クローザーをするのです。8回まで打者として出場できるので、その方が毎晩試合に出て打者と投手として両方のインパクトを与えられます。彼は素晴らしいクローザーになると思います」
日本時代の2016年、当時のNPB最速の165キロをマークしたのはクライマックスシリーズでのリリーフ登板。DHから最終回にマウンドに上がるという状況だった。今度は米国で再演があるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)
![[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト](https://the-ans.jp/wp-content/themes/the-answer-pc-v2/common/img/logo_c1.png)











