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バレー日本、勝利後に脱いだ宮浦健人の理由 42歳リビア主将「ソックリなんだ」ユニ交換求める

バレーボールの男子世界選手権で、日本代表の宮浦健人が対戦チーム主将の求めに応じてコート上でユニホームを脱ぎ交換。大観衆の前で披露したムキムキの肉体と、スポーツマンシップが注目されている。

バレー世界選手権に出場した日本代表の宮浦健人【写真:Volleyball World提供】
バレー世界選手権に出場した日本代表の宮浦健人【写真:Volleyball World提供】

世界バレー1次リーグ最終戦、試合後に感動の場面

 バレーボールの男子世界選手権で、日本代表の宮浦健人が対戦チーム主将の求めに応じてコート上でユニホームを脱ぎ交換。大観衆の前で披露したムキムキの肉体と、スポーツマンシップが注目されている。

 17日、日本は1次リーグ最終戦でリビアと対戦し、3-0のストレート勝ちを収めた。宮浦はこの試合後、リビアの42歳主将、フォアド・エルマールグの求めに応じてコート上でユニホームを脱ぎ交換した。

 勝利した日本がハイタッチを交わす逆側のコートでは、リビアの選手たちが花道をつくってエルマールグを送り出していた。これが最後とばかりにシューズをネットにかけると、気づいた日本の選手からも拍手。エルマールグはネットをくぐって日本の選手に近づき、宮浦を指名。その場でお互いにユニホームを脱ぎ交換した。場内は大歓声に包まれた。

 フィリピンの放送局「ワン・スポーツ」はこの場面を「リビアのフォアド・エルマールグが世界選手権の試合後に引退 日本のミヤウラとユニホームを交換する」という記事で伝えた。

「ミヤウラとのユニホーム交換について聞かれると、エルマールグは自分のためではなかったと明かした」とし、エルマールグは通訳を介して「(宮浦が)私の息子にソックリなんだ」「ここに来る前、(宮浦との)ユニホーム交換をすると決めていた。それを息子に渡すつもりだ」とコメントしている。

(THE ANSWER編集部)

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