敵軍ロッカーに漂った大谷翔平の脅威 敵将「かなり優秀」投手「素晴らしくないと言えば嘘に」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地フィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては5回無安打無失点の好投。打っては8回に今季50号ソロを放ち、この試合で50奪三振、50本塁打の「50-50」を史上初めて達成した。フィリーズ側は脅威を感じたようだ。

本拠地フィリーズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地フィリーズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては5回無安打無失点の好投。打っては8回に今季50号ソロを放ち、この試合で50奪三振、50本塁打の「50-50」を史上初めて達成した。フィリーズ側は脅威を感じたようだ。
初回、大谷はナ・リーグ本塁打王を争う2番シュワーバーに101.7マイル(約163.7キロ)の直球を投じるなど会心の立ち上がりを見せた。5回まで相手打線につけいる隙を見せず、出したランナーは初回の四球のみ。5奪三振の活躍で、今シーズン50奪三振に到達した。
打者としては8回、ロバートソンの内角球を右翼席へ放り込む430フィート(約131メートル)の特大弾。メジャー史上6人目の2年連続50号も達成する一発で勢いづいたドジャースは同点に追いつくが、9回にトライネンが9番マルシャンに決勝3ランを被弾し、6-9で敗れた。
米ペンシルベニア州地元局「NBCスポーツ・フィラデルフィア」の試合後番組で、初対戦となる「投手・大谷」の印象を聞かれたフィリーズのロブ・トムソン監督は、「我々は彼がかなり優秀だと思った。だって彼はそうだから」とコメント。またポストシーズンでの対戦に向け、「彼の投球方法を実際に見ることで、少しは役に立つと思う」と続けた。
また大谷と投げ合ったフィリーズ先発のクリストフェル・サンチェス投手は、報道陣からの「オオタニと対戦するのは興奮したか?」という問いに「あんまり。俺たちのプランを遂行することに集中していた。そんなに考えすぎないようにしていた」と無意識を強調しながらも、「彼がとてつもない打者で、素晴らしい投手ではないと言ったら嘘になる」と、脱帽していた。
(THE ANSWER編集部)
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