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世界陸上で悲劇 本番前に負傷、号泣…松葉杖のまま「ラーメン一蘭」へ 傷心癒す「早い回復を」エール続々

陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。女子棒高跳び予選では、モリー・コードリー(英国)がウォーミングアップで左足首を負傷。無念の欠場となった25歳は号泣し、車いすに乗せられて退場した。一夜明け、自身のインスタグラムを更新したコードリーは松葉杖で都内に繰り出し、ラーメンを食したことを報告している。

モリー・コードリー【写真:ロイター】
モリー・コードリー【写真:ロイター】

東京世界陸上第3日

 陸上の世界選手権東京大会第3日が15日、国立競技場で行われた。女子棒高跳び予選では、モリー・コードリー(英国)がウォーミングアップで左足首を負傷。無念の欠場となった25歳は号泣し、車いすに乗せられて退場した。一夜明け、自身のインスタグラムを更新したコードリーは松葉杖で都内に繰り出し、ラーメンを食したことを報告している。

 まさかの場面だった。悲劇が起きたのは、女子棒高跳びの予選前の練習。インスタグラムのフォロワーが39万超の人気選手は、ピットにポールを差し込まずに駆け抜けようとした際に左足首を負傷。患部を押さえてマットに倒れこむと、両手で顔を覆って号泣した。

 予選に出場できずに無念の欠場。車いすに乗せられて退場した。自身のインスタグラムで、「心が張り裂けそう…」と悲痛な心境を吐露した。

 昨年のパリ五輪は予選落ちだったコードリー。「去年の五輪を挽回したい気持ちでいっぱいだったのに、そのチャンスすらなかった。ウォーミングアップの3回目の跳躍で足首の靭帯を断裂してしまったの」と説明し、「望んでいた2025年の終わり方ではなかったけど、前向きに2026年に向けて進むわ。沢山の愛をありがとう。また来年会いましょう」とつづっていた。

 そこからほどなく、ストーリー機能で松葉杖で歩く様子などをレポート。さらに一夜明けたこの日は松葉杖のまま東京・代々木とみられる街角に立つ様子をアップし、さらに同僚と新宿の人気ラーメン店・一蘭に繰り出したことも報告。どうやら前夜のようで、傷心を癒したようだ。

 欠場を報告した投稿には「一日でも早く回復できるのを祈っている」「私のパワー全部を送るわ」「早くよくなって!!」「強くいてね」「モリー、さらに強くなって戻ってくるんだ!」「ああ、これはつらい。悔しさをバネに、復活してね」とエールが集まっている。

(THE ANSWER編集部)

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