石川祐希「切り替えられなかった」 世界バレーまさかの予選敗退 2連敗「何もできず終わった」
バレーボール男子の世界選手権は15日、フィリピン・マニラで開催された1次リーグG組の試合が行われた。世界ランキング7位の日本が同9位カナダと対戦。0-3(20-25、23-25、22-25)のストレート負けを喫し、大会2連敗でよもやの予選敗退となった。世界バレー51年ぶりのメダルを目指していたが、早々に挑戦が終わった。主将の石川祐希は「何もできずに終わった。反省とともに、次に向けて進みたい」と語った。

バレーボール男子・世界選手権
バレーボール男子の世界選手権は15日、フィリピン・マニラで開催された1次リーグG組の試合が行われた。世界ランキング7位の日本が同9位カナダと対戦。0-3(20-25、23-25、22-25)のストレート負けを喫し、大会2連敗でよもやの予選敗退となった。世界バレー51年ぶりのメダルを目指していたが、早々に挑戦が終わった。主将の石川祐希は「何もできずに終わった。反省とともに、次に向けて進みたい」と語った。
13日の初戦で、格下トルコにまさかのストレート負け。組の上位2チームが決勝トーナメントに進出する条件で、負けられない一戦だった。第1セット、序盤は接戦だったが、カナダのブロックに苦しみ途中6連続失点。点差を広げられ、20-25で落とした。
第2セットは石川のサービスエースが飛び出すなど序盤リードを奪うも、またも6連続失点を喫して逆転を許す。セットポイントを握られてから高橋藍のサービスエースなどで粘るも、23-25で崖っぷちに追い込まれた。
後のない第3セット、日本は大幅にメンバーチェンジ。永露元稀、大塚達宣、佐藤駿一郎、リベロ小川智大を起用した。中盤まで接戦。しかしカナダにリードを広げられた。日本は17-21からリリーフサーバーの石川がサービスエース。終盤4連続ポイントで追い上げるも、最後は22-25で2戦連続のストレート負けを喫した。
U-NEXTの中継インタビューに応じた石川は「トルコ戦からの敗戦から切り替えて臨んだつもりだったけれど、結果から見ると切り替えられなかったんだと思う」と振り返った。「まだ1試合残っているので、そこに対してどう向き合っていくか。来年のアジア選手権、残っている試合につながる一戦になるように戦いたい」と前を向いた。
銅メダルだった1974年大会以来、51年ぶりとなるメダル獲得を目指した日本。2連敗で決勝トーナメント進出を果たせず、よもやの予選リーグ敗退となった。「この結果を見て、僕たちは力がないチームだと。もう一度一人ひとり成長しないといけない。何もできずに終わった世界選手権。反省とともに、次に向けて進みたい」と話した。
(THE ANSWER編集部)
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