田中希実、無念の1500m予選敗退に弱さ痛感 「私自身には負けなかった」も「他の人に負けたら意味がない」【東京世界陸上】
陸上の世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕した。東京での開催は1991年大会以来、34年ぶり。女子1500メートルで日本記録保持者の田中希実(New Balance)は予選1組で4分7秒34で10着に終わり、準決勝に進出できなかった。

東京世界陸上が開幕
陸上の世界選手権東京大会が13日、国立競技場で開幕した。東京での開催は1991年大会以来、34年ぶり。女子1500メートルで日本記録保持者の田中希実(New Balance)は予選1組で4分7秒34で10着に終わり、準決勝に進出できなかった。
「頭のねじを外して全力でいくことが大事」と話していた女子中距離界の大エースが、厳しい現実に直面した。予選1組で納得の走りを見せられず、無念の敗退となった。
「やっぱり今の私の実力では厳しかった部分が大きい。私の実力では堂々としたレース運びができない。余裕を持って走ることができないことに弱さを感じた」
序盤は好位置でレースを進めたものの、残り1周でポジションが悪くなり、ラストスパートも爆発力を欠いた。
「レース中、諦めそうになった時も最後まで動かし切るのを大事にできた。私が私自身には負けなかった」としたものの、「私が私に負けなくても他の人に負けてしまったら意味がない」と振り返った。
2021年東京五輪の1500メートルでは日本記録を連発。8位に入り、同種目で日本人初の入賞を果たしたが、世界陸上では2022年オレゴン大会、2023年ブダペスト大会と準決勝の壁に阻まれていた。
自国開催の大舞台。三度目の正直で決勝進出を目指したが、早くもその道は閉ざされた。18日に予選が行われる5000メートルでのリベンジを期す。
(THE ANSWER編集部)
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