[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ドジャース戦で怒り「誤審でチャンスだ」 敗北3分前…LA局は「クレイジー」な疑問指摘

米大リーグのドジャースは12日(日本時間13日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦を延長10回の末に1-5で敗れた。勝負が決まった延長10回、審判の判定にドジャース側の放送席が「誤審」といきり立つシーンがあった。衝撃敗戦はそのわずか3分後。何があったのか。

ジャイアンツ戦で登板したドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】
ジャイアンツ戦で登板したドジャースのタナー・スコット【写真:ロイター】

サヨナラ満塁弾浴びる直前、三振にみえたプレーがファウル判定に

 米大リーグのドジャースは12日(日本時間13日)、敵地サンフランシスコで行われたジャイアンツ戦を延長10回の末に1-5で敗れた。勝負が決まった延長10回、審判の判定にドジャース側の放送席が「誤審」といきり立つシーンがあった。衝撃敗戦はそのわずか3分後。何があったのか。

 1-1で延長戦に突入し、10回のドジャースは無得点。マウンドのトライネンは直後のジャイアンツの攻撃、タイブレークの1死二塁からチャップマンを三ゴロに仕留めた。1死三塁で続く打者はイ・ジョンフだ。

 投手はトライネンからスコットに交代。フルカウントからの6球目、外角のスライダーをファウルされたものの、ボールは地面すれすれで捕手のミットへ。直接捕球で三振かと思われたが、捕球していないと判定された。

 この判定に憤慨したのが、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」だ。中継の中で実況のスティーブン・ネルソン氏は「三振だ!」と叫び、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「ファウルチップをしっかり捕球していたか確認していたようです。そしてファウルと判定しました」「綺麗に捕球していますね。三振のはずです」と疑問を呈した。

 更にネルソン氏が「誤審によってイ・ジョンフは再びフルカウントのチャンスを得ました」と言った瞬間、イ・ジョンフは四球で一塁へ。ハーシュハイザー氏は「今季のタナー・スコットにはクレイジーなことがたびたび起きていますね」と、リリーフ失敗が続くスコットをかばっていた。

 ドジャースは続くシュミットを歩かせ満塁策。ここでベイリーに左中間への満塁弾を浴び、1-5で敗れた。イ・ジョンフへの判定からたったの3分。不運な判定からあっという間の転落だった。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集