ロコ撃破、カーリング吉村紗也香の表情「執念」「強い意志感じる」 悲願の五輪へ望み繋ぐ
カーリングの日本代表決定戦第3日が13日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで行われた。女子タイブレークでは、フォルティウスが7-2で五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレを下し、26年ミラノ・コルティナ五輪出場へ望みをつないだ。スキップ・吉村紗也香は「ロコ・ソラーレさんのぶんまで戦いたい」と、五輪出場の可能性が消滅した相手に敬意を示した。

カーリングの日本代表決定戦
カーリングの日本代表決定戦第3日が13日、北海道の稚内市みどりスポーツパークで行われた。女子タイブレークでは、フォルティウスが7-2で五輪2大会連続メダルのロコ・ソラーレを下し、26年ミラノ・コルティナ五輪出場へ望みをつないだ。スキップ・吉村紗也香は「ロコ・ソラーレさんのぶんまで戦いたい」と、五輪出場の可能性が消滅した相手に敬意を示した。
注目の第1エンドで、後攻のフォルティウスがいきなり3点のビッグエンド。吉村の冷静な最終投が光った。第3エンドでも吉村は9投目でダブルテイクアウト。第4エンドで2点を奪い、リードを広げた。ロコ・ソラーレは第6エンドで1点どまりとなり、ここでコンシード。互いに健闘を称えあった。
吉村は「(ロコ・ソラーレは)ずっと戦ってきた相手。自分もロコ・ソラーレさんのおかげもあり、成長させてもらっている。ロコ・ソラーレさんのぶんまで戦いたい。これからは一戦一戦が大事になる。私たちのパフォーマンスはよくなっているので、強い気持ちと高い集中力をもって戦いたい」と敬意を口にした。
悲願の五輪出場へ、望みをつないだ吉村の奮闘ぶりにはX上のファンも興奮。「吉村さんはキレキレで集中していたよね」「吉村さんの執念が優ったかな」「強い意志を感じる」「ここまで来たら吉村に五輪行ってきて欲しい」」などと勝負師の表情などにも反響が集まっていた。
代表決定戦はSC軽井沢クラブとフォルティウスが対戦。予選リーグの対戦成績1勝1敗を持ち越し、先に3勝したチームが日本代表に。代表は12月の五輪最終予選(カナダ)で出場枠を獲得できれば、そのまま五輪代表となる。
(THE ANSWER編集部)
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