大谷翔平の“本性”透けた咄嗟の行動「ふとした時に…」 苦言翌日の姿も「史上最高だ」
米大リーグ・ドジャースは現在ナ・リーグ西地区首位を走る。10日(日本時間11日)までの9連戦は、開始から5連敗しながらその後に4連勝と盛り返した。その間、大谷のプレー外での振る舞いも話題を呼んでいた。

大谷の9連戦を振り返る
米大リーグ・ドジャースは現在ナ・リーグ西地区首位を走る。10日(日本時間11日)までの9連戦は、開始から5連敗しながらその後に4連勝と盛り返した。その間、大谷のプレー外での振る舞いも話題を呼んでいた。
8日(日本時間9日)、本拠地ロッキーズ戦の試合前だった。試合前のグラウンドで、走塁練習を行う大谷の姿が米メディアに紹介されていた。外野に飛球が上がった時、二塁からスタートする動きを確認していた。
前日のオリオールズ戦、9回無死一、二塁で一塁走者だった大谷は、ベッツのフェンス直撃の打球で二塁ストップ。さらに進塁できると考えた様子の米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席では「ショウヘイは何をしていたんだ」「打球の行方を読まないといけない」と苦言を呈されていた。
そんな経緯もあり、翌日の走塁練習には米ファンが注目。X上で「走塁がアートであることを多くの人が理解できていない。最も過小評価されている部分だ」「ショウヘイ・オオタニの唯一の弱点が走塁。彼が克服しようと努力しているのが見られるのは素晴らしいわ」「これぞ史上最高の選手だ」などと感銘を受けたコメントが集まった。
大谷の走塁は、オリオールズ側の米メリーランド州地元放送局「MASN」でも話題に。解説のジム・パーマー氏は「オオタニが(ベッツのヒットで)三塁に進まなかったので、フリーマンに打点がつかなかった」と指摘。ただ「オオタニを批判する人がいるのかどうか分からないが……。48本のホームランを打っているからね」と普段の貢献度の大きさを口にしていた。
10日(同11日)の本拠地ロッキーズ戦では、8回に打撃妨害で出塁。ここで咄嗟の振る舞いも話題になった。捕手フルフォードのミットを思い切りバットで叩いていたからか、スイング直後に振り向き、詫びるような仕草を見せていた。
試合を中継したABEMAの放送席では、解説を務めた元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏が「(ミットに)当たってあれだけ飛距離出せるって……」とレフトへの打球に脱帽。「普通バッターって『当たったよ!』ってアピールするんだけど、大谷選手は『ごめん、大丈夫?』みたいな。凄くない?」と、実況の田中大貴氏らとのやり取りの中で敬意も口にした。「悪いのは大谷選手じゃないからという感じですけど、ふとした時に人って出ますよ。本性が出る」と絶賛を続けた。
(THE ANSWER編集部)
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