東京・銀座の「セイコーハウス」で21日まで開催

　陸上の世界選手権東京大会のオフィシャルタイマー・セイコーが、９月12日～21日の期間限定で東京・銀座のランドマークである「セイコーハウス」にて、特別展示「HARMONY OF THE MOMENTS（ハーモニー・オブ・ザ・モーメント）」を無料で開催している。

　主に3つのエリアで構成されており、見どころが満載だ。

　貴重な展示物が並ぶ「12 MOMENTS」では、最新のスタートピストルや男子100メートルの世界記録保持者であるウサイン・ボルトがセットしたスターティングブロック、実際に使われた巨大な競技用タイマーの表示板、ハンマー投げの計測機器など、世界陸上19大会を支えてきたセイコーが誇る数々のアイテムが揃う。1983 年から続く世界陸上の歴史を、時計にちなんだ「12」の名シーンで振り返ることができる。

　選手の精神世界に没入体験できるシアター「BEYOND MOMENTS」では、まだ見ぬ新たな世界記録が生まれる瞬間のアスリートの感情や会場の熱気を映像と音で表現。競技場に立っているかのような感覚を味わえる。

　報道企画展「REALTIME RECORDS」は、世界陸上と連動して日々アップデート。記録が更新されるたびに展示物が増えるため、毎日楽しめる仕組みになっている。

　また、レプリカメダルや東京大会限定のファイナルラップベルも特別展示。ラップベルの制作過程を映像で知ることもできる。大会オフィシャルロゴが表示された実際の競技用タイマーと撮影できるフォトスポットなども用意されている。

　会場となるセイコーハウスでは、東京大会開催を記念して午後6時から“江戸紫色”にライトアップを実施。9月21日まで14日間、銀座の街で輝いている。

　1000 分の1秒で記録を捉え、大会を支えてきたその技術力に圧倒される。セイコーのスポーツブランドメッセージ“A TRUE MOMENT”を、特別企画展の多彩なコンテンツで体感できる機会を逃す手はない。