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ヤ軍ジャッジの不自然な行動…直後に同僚HR「野球の基礎だ」 見抜かれた投手に米指摘

米大リーグ・ヤンキースは7日(日本時間8日)まで行われた本拠地ブルージェイズとの首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。第3戦では、二塁ランナーのアーロン・ジャッジ外野手が相手投手の球種を読み取り、打者に伝達する様子を米記者が指摘。海外ファンからは「これが普通の野球だ」など様々な反響が上がっている。

ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

本拠地ブルージェイズ戦

 米大リーグ・ヤンキースは7日(日本時間8日)まで行われた本拠地ブルージェイズとの首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。第3戦では、二塁ランナーのアーロン・ジャッジ外野手が相手投手の球種を読み取り、打者に伝達する様子を米記者が指摘。海外ファンからは「これが普通の野球だ」など様々な反響が上がっている。

 問題となったのは1回無死一、二塁の場面。先発シャーザーが投げる直前、二塁走者のジャッジは打者に向かって両腕を横に伸ばすような不自然な仕草を見せた。どうやらチェンジアップのグリップを察知したようで、打者のライスに伝達。ジャッジの腕が上がらなかった投球では、速球が投げられており、ライスは見事に3ランを放った。

 米地元紙「ニューヨーク・デイリー・ニュース」のゲイリー・フィリップス記者は自身のXで「マックス・シャーザーがチェンジアップをティッピングしていた(アーロン・ジャッジを見て)」と指摘。「ティッピング」とは、無意識に癖などから球種を読み取られてしまうこと。シャーザーの癖をジャッジは見抜いていたようだ。

 フィリップス記者の投稿には海外ファンから様々な意見が寄せられた。

「僕もそれに気づいた。一塁手がこの投球の直後に(投手と)話をしに行ったよ」
「これは2001年からよくやっていること。投球のサインを(読みとられないように)守れないなら投げるな。野球の101(基礎)だ」
「98%の投手がしているように、球種がバレないように守らないと。これが普通の野球だ。それがサインというものだ」
「これは合法で、完全にブルージェイズの問題だ」

 フィリップス氏も別の投稿で「自然な手段によるピッチティッピングは不正/違法ではない。ピッチャー/キャッチャーがグリップ/場所/サインを守る責任がある」と説明。「私は、ヤンキースが球種を伝達するシグナルをもっと分かりにくくすると有利になると言ったことがあるが、それはまた別の話だ」と伝えている。ヤンキースはこの試合に4-3で勝利した。 

(THE ANSWER編集部)


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